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上流下着のつどい~自分へのご褒美に、上質なランジェリーを。下着を楽しむ贅沢エッセイ|ワコール

相川 藍(あいかわ・あい)
言葉家(コトバカ)。ランジェリー、コスメ、ワイン、イタリアを愛し、広告コピーからコラム、書評、小説(「ガーター・モモ物語」など)まで言葉と格闘中。月刊公募ガイドで「コトバカっ!」、Book Japanで新刊書評を執筆中。

美しさへの階段をのぼりつつあるあなた。ひとつ目標をクリアしたら、自分へのご褒美は「上質な下着」。さあ、あなたも当サロンで、あこがれのランジェリーの深遠な魅力や、そこに秘められた意外なエピソードに肉薄してみませんか?

089 フォトジェニックな下着と水着

ゴージャスな感触を肌にプレゼント。

ツイードの立体感を表現したコレクション(トレフル・12月発売)  クリスマスが近づき、街がキラキラしてきました。肌にふれるものも、ふわふわ、もこもこ、ずっしり、ざっくり、さまざまな素材の感触を楽しむ季節の到来です。肌の声を聞きながら、まずは下着と化粧品のアップデートを。冬の肌にはこっくり重めのクリームやキリっと強めのカラーがほしくなるように、下着もシンプルなブラとショーツだけでは何となく寂しくなってくる。スリップやキャミソールなど、装飾的なランジェリーの出番です。
 この際、ベーシックな定番はアウターに任せ、ランジェリーはいつもと違う大胆なデザインや新鮮な着ごこちのものを選んでみてはいかがでしょうか。たとえば、ツイード生地の立体感を表現したトレフルのキャミソール。「素肌に着る服」と呼びたい華やかな存在感は、この冬、いちおしです。逆に、スタディオファイブのランジェリードレスは、オールレースの透け感がゴージャス。はっとするような美しいシルエットに魅了されます。

オールレースが美しいランジェリードレス(スタディオファイブ)  下着の世界には、快適さや機能を追求したインナーと、装飾的な美しさを追求したランジェリーという2つの大きな潮流があります。後者に属するプレステージ・ランジェリーの特長は、フォトジェニックであること。ブラとショーツだけの時よりも、より官能的かつ知的に、ドラマチックな空気を生み出すんですね。冬に始まる恋は長続きするといいますが、こんな深い魅力をたたえたランジェリーが似合う季節だからかもしれません。
 先日、スパイラルでおこなわれた三愛水着楽園で知られている株式会社Aiの「2017 スイムウェア・ショー」を見てきましたが、水着の世界も、フォトジェニックが加速しているようでした。ビキニだけでなく、パレオやトップスをプラスしてトータルコーディネイトし、アレンジを楽しむのはもはや常識。気になる体型は巧妙にカバーしつつ、見せたい部分は自然に強調し、タウンウェアのようにスイムウェアを楽しめる時代になりました。
リゾート水着にはパレオが不可欠(Ai・熊江琉唯さん着用)

水着ショーに学ぶおしゃれの極意。

ホルターネックもこんなに可愛い(Ai・熊江琉唯さん着用)  ショーに登場した5人のモデルのひとりが、2017年の三愛水着楽園イメージガール、熊江琉唯(くまえ・るい)さんでした。172cm・9頭身の彼女は、表情やポーズが可愛くキマる21歳。カジュアルからエレガントまで、多彩なリゾート水着姿とともに、ウェアや小物のアレンジを可憐な動きで見せてくれました。特に似合っていたのがシーシェルピンクのホルターネックブラで、クロスリボン部分を取り外せば、シンプルな大人のデザインになる優れものでした。
 プラスアルファのアイテムとしては、適度な透け感のあるショートトップスが狙い目。お腹を見せたい人は、みぞおちあたりまでのミドリフ丈がキレイだと思います。セクシーさを狙うなら、ボヘミアンなロングフリンジつきのモノキニがおすすめ。前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニのため、ウエストのくびれが強調されて大胆な印象ですが、揺れるフリンジのおかげで、リラックスした雰囲気で着こなせそうです。
左)透け感が楽しめるショートトップス(Ai)
右)セクシーなモノキニはフリンジ付き(Ai)
 クロスデザインのかぎ針編みブラなど、ユニークな素材の質感にも注目したいところ。バックスタイルへのこだわりも年々進化し、見せ所は明らかに増えていますね。あらゆるパーツ撮影を想定したディテールの芸の細かさが、水着の楽しみを広げてくれそうです。実際、インスタグラムで水着の写真を検索してみると、後ろ姿が意外に多いことや、いろいろな角度からズームして絵になる角度を見つけている傾向などがわかり、納得しました。
 下着も水着も、来シーズンのコレクションを見るのは楽しいですが、プロのモデルは、まだ誰も着たことのない新作を着て、未来の気分を演じてしまうのだからすごい。環境に順応してぱっと変われる身軽さこそが、おしゃれの神髄であると確信しました。気候の変化を感じたら、すぐに衣替えですね。去年の12月を振り返ってみると、東京の最高気温は、10℃以下の日もあれば、24℃を超えた日もありましたから、毎日うかうかしていられません!
左)クラフト感のあるかぎ針編みブラ(Ai)
右)こだわりのバックスタイルに注目(Ai)
■Trefle(トレフル)
http://www.wacoal.jp/trefle/
■STUDIO FIVE(スタディオファイブ)
http://www.studiofive.jp
三愛水着楽園(ワコールウェブストア)