WACOAL STUDYHALL KYOTO

ヴィクトリア・ソロチンスキーは、1979年にウクライナで生まれた。1990年、11歳の時にロシア連邦を離れ、イスラエルへ移住。その後モントリオールにて美術を学び、2008年NYにて修士号を取得する。これまでに、ヨーロッパ、北南アメリカ、アジアなど15 ヵ国で展覧会を開催。 ソロチンスキーの作品は、50ヵ国以上の国際的なメディアに取り上げられている。ルーシー・アワード、レンズカルチャー・エクスポージャーアワード、メジェンタ・フラッシュ・フォーワード、PDN フォト・アニュアル、J.M. キャメロン・アワード、ヴォアオフ・アルル・アワードなど数多くのコンペティションやフェローシップ、アワードにて受賞及びファイナリストとなる。2013年にはドイツ、ペペロニブックスより自身初となるカタログ「Anna & Eve」を出版。2013年以降、ベルリンを拠点に世界各地で活動を展開する。

「Anna & Eve」は2005年から7年間にも及ぶ叙事的なプロジェクトです。本作を含み、ヴィクトリア・ソロチンスキーの写真作品の多くはファンタジーとドキュメンタリーの狭間に存在します。アナとイヴ、まるで母娘の内面が逆転したかのような特異な関係性を反映し、演出された数々のシーンが切り取られています。ソロチンスキーは、常に民話が包含する象徴性や共通認識、またその影響や子供の知覚(良い意味、悪い意味両方)そして倫理観について関心を持ち、民話や神話的なフレームワークや演出により作品を制作しています。本作では特定の民話を引用しているわけではなく、アナとイヴの関係性を起点に、ソロチンスキー独自の解釈による幻想的な演出を通して、新たな神話を創造しています。ソロチンスキーの日本初個展となる本展では、「Anna & Eve」シリーズより初期作から近作まで象徴的な作品を選出し、ファンタジーと現実が曖昧に交錯した世界観を展開します。

Anna & Eve Viktoria Sorochinski ヴィクトリア・ソロチンスキー
Anna & Eve Viktoria Sorochinski ヴィクトリア・ソロチンスキー

Anna & Eve Viktoria Sorochinski ヴィクトリア・ソロチンスキー
会場:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
会期:4月14日(金)~2017年5月13日(土)
時間:火曜~土曜 10:00~17:30
休廊日:日・月・祝日
入場無料

本展覧会関連イベントとして、4月14日(金)にアーティストトークとカタログサイン会、ワークショップとして4月15日(土)レクチャーとポートフォリオレビューを開催いたします。
※4月15日(土)レクチャーとポートフォリオレビューは要予約

【イベント】 ■4月14日(金)
18:30-19:00 アーティストトーク
19:00-19:30 カタログサイン会
参加無料

■4月15日(土)
「Fact & Fiction」 13:00~14:50(12:30受付開始)
ソロチンスキー自身が本展出展作品を含むこれまでの作品制作、また彼女の特徴であるドキュメンタリーとフィクションの境界の曖昧さ、演劇的な制作手法について スライドを交えて紹介。逐次通訳あり。
定員30名 参加費: ¥3,240(税込) 要予約

Porfolio Review 15:00~16:50(14:30受付開始)
プロとして写真を学ぶ意欲や志があり、自身のプロジェクトを前進させたい方を対象に、ソロチンスキーがポートフォリオレビューを実施。逐次通訳あり。
定員5名 参加費: ¥5,400(税込) 要予約