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KCI Mobile Library がスタート

KCI Mobile Library がスタート

京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵の貴重書を展示する「KCI Mobile Library」がライブラリー内に開設されました。記念すべき第1号の展示は、19世紀の「着せ替え人形」です。
この紙製着せ替え人形は、19世紀前期の雑誌『Le bon ton, journal des modes(上品で美しい、ファッション雑誌)』の付録として作られたものです。この雑誌は1834年にパリで創刊し、1884年まで週刊として刊行されたファッション雑誌で、当時人気を博しました。ファッションの最新情報や文芸評論、詩など8ページの本文と2枚のファッション画で構成され、毎号、数枚の着せ替え用ドレスや帽子が添付された内容だったようです。このような着せ替え人形付きのファッション雑誌は、ほかにも1830年代~40年代刊行のものに時々みられます。
この着せ替え人形の特徴を目近で確認しつつ、日本の着せ替え人形や衣文化の違いに思いをめぐらすことで、当時のファッションの様子をかいま見れる、貴重な参考資料です。

京都服飾文化研究財団(KCI)とは

公益財団法人 京都服飾文化研究財団(The Kyoto Costume Institute, 略称KCI)は、西洋の服飾やそれにかかわる文献資料を収集・保存し、調査・研究する機関として、1978年、株式会社ワコールの出捐によって設立されました。現在、18世紀から現代までの衣装など服飾資料を約13,000点、文献資料を約20,000点収蔵。これらを多角的に調査・研究し、その成果を国内外での展覧会(「モードのジャポニスム」展、「身体の夢」展、「FUTURE BEAUTY:日本ファッションの30年」展など)や、研究誌(『DRESSTUDY』、『Fashion Talks...』)の発行を通じて公開しています。 URL: http://www.kci.or.jp/