おとなの工場見学?九州ワコール長崎工場探検?
さっそく見学スタートです!まず最初に足を踏み入れたセクションの棚には、何メートルもの長い生地がまかれた反物がズラリ。
その近くには、糸やタグ、テープ、細かいパーツなどなど、ブラジャーの材料となるものが並べられています。ふだん目にしない光景に
ワクワクしてしまった探検隊は、工場を案内してくださった九州ワコール長崎工場の管さんに次々と質問を投げかけてしまいました。
また、工場にはミシンのプロだけでなく、いろんな分野のプロがいることも発見。
クオリティの高いものが効率よく生産できるように、完璧な分業化がなされているんですね?。
実際に作っている様子をみて何より驚いたのが、機械を使う部分よりも職人さんの手仕事がとても多いこと。
すべて機械による流れ作業だと思っていたのでビックリ!いろんな職人さんの手仕事&愛が詰まっていました。
それではブラジャーが出来るまでを、順番に追っていきましょう。

縫いつけるタグを10枚ずつセットにしているところ。
0.1ミリグラム単位まで計れる機械の上にタグをのせると、枚数が出る。ハイテク!

こちらの棚には、ブラジャー1000枚×2日分の縫い糸、ストラップ、ホック、ワイヤーなどのパーツがセットされ、スタンバイ中。

広げられた生地にシワが入らないように大きな物差しのようなもので整えます。

コンピュータを使って型紙のパーツを効率よく並べ、
設計中。まるでパズルですね。

【裁断の金型準備】
ブラのパーツを型抜きする金型のカーブをつくるため、
全て手作業で鉄板を曲げる職人さん。
「この仕事、ホントに楽しいです!」と、
充実した笑顔を見せてくれました。

金型で、どんどん型抜きされていくパーツ。型で抜かれたクッキーのよう。

糸ノコのような機械に生地を当てながら、カッティング。
こちらも繊細な集中力が要求されます。

レースをカットしている様子。
キレイなレースって、オンナゴコロを高揚させてくれるんですよね?。
レースの柄が左右同じ位置に出るように、丁寧に型紙とレースを柄の位置を合わせて一人分ずつカットをしています。
[画像の▼以外の場所をクリックすると解説付きの動画が大きなページで見られます]

レースのカットを担当されている方です。
仕上がったブラと一緒にパチリ。

ブラジャーは40以上のパーツからできているとのこと。
1枚が縫われるのに約20工程・約25分かかるそう!
おしゃべりもせず、黙々とミシンに向かう縫製のプロ達。
すごい集中力!

それぞれのパートを分担して縫製中。
魔法のような技でブラジャーが次々と生み落とされていく光景に、
ワクワクしてしまった探検隊でした。
アーモンド型の2枚のパーツの半円部分を絶妙な手加減で生地を送り縫い合わせて立体を作っています。
[画像の▼以外の場所をクリックすると解説付きの動画が大きなページで見られます]
あまりの早技で説明を聞くまで何をしているのか分からなかった“ワイヤーを入れて、端を縫い止めている工程”。
[画像の▼以外の場所をクリックすると解説付きの動画が大きなページで見られます]

LALANを作っている班の班長さん。
メンバー全体の流れをチェックしたり、
必要な素材やパーツを各担当に配布して
メンバーの工程がスムーズに進むように
サポートしています。

縫い上がりほやほやのブラたち。

25項目にも及ぶ検査中!所要時間は1枚約2分。
一瞬のよどみもない素早いブラさばきにホレボレ。

ワコールマークの入ったダンボールの山!壮観です!
裁縫師はフランス語でクチュリエ。彼女たちは、日々どんなことを考えながらブラジャーを縫っているのでしょう? 縫製に携わって23年の上田さんに、お話を伺ってみました。
「19歳からこの会社で働いています。一人前になれたなと思ったのは、3、4年目の副班長になった頃でしょうか。
この仕事は毎日キツくて疲れるけれど、工場で作ったブラジャーがお店に並んでいる商品をみると嬉しいです。日々の仕事で気をつけていることは、とにかく不良が出ないようにということです。私たちの班・私たちの工場から不良品を出さないことを、メンバー全員が徹底して心掛けています。
この仕事をやっていてよかったと思うのは、人とのかかわりですね。年上の方や年下のメンバー、違う年代の人といろいろと交流できるので面白いですよ。実は私の娘もココで働いているんです。といっても、家では仕事の話はしませんけどね(笑)」
親子2代で縫製に携わっているってスゴイ! お嬢さんが同じ仕事をしたいと思われたなんてステキですね。ところで素朴な質問ですが、縫いながら、個人的に「あ?、これステキ! 欲しい!」なんて思うこともあるんでしょうか。
「もちろん、あります(笑)。私はトレフルが特に好きですね。レースがキレイだしデザインも好きです。デザインといえば、私は入社以来ボディスーツの担当を長年やっていて、ブラジャーのセクションに来たのは2?3年前なのですが、今のブラジャーのデザインは複雑なものが多く、日々、縫製の技術を磨く必要があります。技術の向上に終わりがないですね(笑)。設計が複雑で縫製が難しいのは、トレフルとパルファージュです。難しいぶん、キレイなフォルムが出せるのですが。だからこそ、手に取られるお客様には、大事に着けてほしいです。長年愛用いただければ、それが私達の幸せです」

お話を聞かせてくださった上田さん。
商品に対する愛とプライドを感じました。












