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華奢なレースやジョーゼット、サテン生地。
「トレフル」で使用される上質な素材はとても繊細です。繊細であればあるほど美しさは際立ちますが、縫製するにはとても難しい素材だと言えます。「トレフル」の縫製ルールでは、通常のワコール製品と比べて“振り幅”と呼ばれる縫い目の幅は約半分、針目の数は1.4〜1.75倍と定められています。より狭い幅で、より細かな針目で縫う。そのためには高度な縫製技術が必要です。ひと針ひと針に神経を集中させて、熟練の職人がゆっくりと丁寧に仕上げていきます。


「トレフル」のスリップやキャミソールによく見られる、さまざまモチーフが描かれた贅沢なレース。一見1枚に見えますが、実は何種類ものレースが重ねられたもの。レースのデザインや見え方を考えて必要な部分だけを残し、その他の部分を切り取り、芸術的ともいえるレースに仕上げるのですが、レースを切り取る際、縫い目から残すのを許される布幅はたった1mmだけ。しかし、はさみを持つ職人の手はスルスルとなめらかに動き、そんな細かな作業をこなしているとは思えないほど。見た目が美しいのはもちろんのこと、生地に残る布幅を狭くすることで肌あたりのやさしさも考えたこだわりなのです。


艶やかな光沢が美しい「トレフル」のサテン生地のキャミソール。その縫製過程の中で重要な役割を果たすのがアイロンがけです。高度な技術を駆使しなければならないからこそ縫製時には規格通りに仕上がっていて、ラインが美しく整っていなければなりません。
そのため、1つの縫製工程が終わるとアイロンをかけ、整えてから次へ進み、それが終わればまたアイロンをかける、という行程を繰り返します。
美しく正確に仕上げるためには欠かせないプロセスです。


たとえば、とろけるような質感のインナー。
肌ざわりのよい快適なインナーを作るため、シルクのリブ素材を使用しています。
このやわらかな素材は、職人の確かな技術で1枚1枚丁寧に、そしてリブの“目”が縫い合わせた時ぴったり合うように裁断されます。
縫製時にはデリケートな素材を傷つけず、リブの細かな“目”の幅が均一になるよう、やさしく、慎重に。
シルクならではの魅力を生かすための繊細な技術。
まさに、熟練のなせる技です。
