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京都産業大学「O/OCF-PBL(On/Off Campus Fusion-Project Based Learning)」 × 株式会社ワコール

今回の取り組みでは、京都産業大学の課題解決型プログラムである「O/OCF-PBL」と協業し、学生のキャリア形成支援に向けた取り組みを進めました。

提供したワコールにおける課題は、<F1層(の内、特に大学生)が適切な下着を選ぶようになるにはどうすべきか?>としたうえで、下着について、自分のからだに合うものをつけている女性が少ないといった課題に対し、学生自身が同世代の人たちに、その大切さを伝え、正しく下着を選ぶようになるための方策を提案、実施していただきました。

REPORT

2016年4月14日

課題概要の説明、下着の重要性についての講義

ワコールのボディアドバイザーから、下着の重要性について講義を行う

ワコールのボディアドバイザーから、下着の重要性について講義を行う

2016年5月18日

下着の歴史やワコールの企業理念を学ぶため、本社を訪問

ワコール本社1階にあるミュージアムを見学

ワコール本社1階にあるミュージアムを見学

ワコールの目標「世の女性に美しくすることによって広く社会に寄与する」ことや1950年代からの下着の変遷を学びました。

2016年6月9日

中間発表

中間発表の様子

中間発表の様子

販売員へヒアリングを行い「生の声」を収集するなど、現状把握を徹底し、課題の再認識を行うこととしました。また、その結果を踏まえ、課題解決策を立案し、実現可能性について大学の進路・就職支援センターとの協議を進めました。

2016年9月9日

最終成果報告会

前夜まで、発表のまとめについて熱い討議を行い、全員が一丸となって検討を進めた最終成果報告会

前夜まで、発表のまとめについて熱い討議を行い、全員が一丸となって検討を進めた最終成果報告会

結果、会場賞という大きな賞をいただき、メンバーで記念撮影

結果、会場賞という大きな賞をいただき、メンバーで記念撮影

3月実施となった身体測定、フィッティングイベントなど、短期・中期・長期を見据えて段階を踏んだ提案が高く評価されました。

≪メンバーのコメント≫
始まるまではこの授業にこんなに悩まされるなんて思いもよらないことでしたが、本当につらい経験だったからこそ、形になったときの喜び、達成感も一層大きなものとなりました。半年間、このチームで活動できて、本当によかったです。今回、発表した内容は、試行錯誤を繰り返してやっと見つけたものです。実現可能性はまだ未知数ですが、机上の空論だけで終わらせず、来春のイベント実施に向け、一丸となって取り組んでいきたいと思います。

2017年3月23・24日

身体測定、フィッティングイベントの実施

身体測定、フィッティングイベントの様子

身体測定、フィッティングイベントの様子

からだへの関心が高まる身体測定時に、女子生徒を対象としたフィッティングイベントを実施し、適切な下着を身に着けることへの啓発活動を行いました。

採寸した方にシールを貼っていただき、感想を伺いました

採寸した方にシールを貼っていただき、感想を伺いました

実施に向け、事前告知やチラシの配布を行うとともに、学生自身が採寸の仕方を習得し、対応しました。 結果、60名の学生が来場し、正しいサイズを伝達するとともに、下着の大切さを伝え、正しく下着を選ぶためのきっかけをつくることができたイベントとなりました。

≪ワコール担当者のコメント≫
メンバーの皆さんは、チームの結束力を高めるとともに、課題解決策の実現に向け、苦労した面は多々あったと思います。粘り強く、施策を実現できたことが、皆さんの成長につながり嬉しく思います。一年間、大変お疲れ様でした。