研究スタッフ

2009.12.28 Update

深井晃子/Akiko FUKAI, Director, Curator Emeritus

1979年よりKCIで学芸部門の仕事に関わる。1990年よりチーフ・キュレーターとして収集、保存、研究、公開などの学芸全般の活動を統括。1996年より理事に就任。2015年より名誉キュレーターに就任。

【略歴】
お茶の水女子大学、並びに同大学院修士課程にて西洋服装史を専攻。その後パリ第4大学(ソルボンヌ)で美術史を専攻。
1979年より京都服飾文化研究財団に勤務。
1989年に京都国立近代美術館で開催されたロココ時代の衣装の展覧会「華麗な革命展」は高い評価を得、ニューヨーク、パリにも招聘された。
同年、「華麗な革命展」の開催・実施の功績が認められ、毎日ファッション大賞特別賞、FEC賞(日本エディターズクラブ)を受賞。
1994年同館で開催の「モードのジャポニスム展」は、西洋のファッションの上にいかに日本が影響を与え続けてきたかを初めて明らかにし、東西文化交流の研究やファッションの流れに大きな影響を与えた。これはパリ、東京、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニュージーランドでも開催された。
1999年には京都国立近代美術館と東京都現代美術館で「身体の夢 ファッションOR見えないコルセット展」を開催。
2004年4月から京都国立近代美術館で、8月から森美術館で「COLORS ファッションと色彩」展を開催。
2004年、お茶の水女子大学から「お茶の水女子大学名誉博士」の称号を授与。2002年に制定されたこの名誉博士称号は、学術文化の発展および国際的文化交流について特に顕著な貢献があった人物に贈られている。
2008年、西欧服飾の研究者として活躍し、なかでもファッションにおけるジャポニスム研究の第一人者として、我が国の服飾界の発展に貢献したことが評され、文化庁長官表彰を受賞。
2009年4月より京都国立近代美術館、同年10月より東京都現代美術館にて「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展を開催。
2010年~2014年、「Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion」展を企画監修。同展はロンドン、ミュンヘン、東京、シアトル、セイラム(米)、京都、ブリスベン(豪)を巡回。
2011年3月、京都市芸術功労賞を受賞。
2015年4月、京都服飾文化研究財団・名誉キュレーターに就任。

【主要著書】
『ジャポニスム イン ファッション』(平凡社、1994年)、『パリ・コレクション』(講談社、1993年)、『ファッションキーワード』(文化出版局、1993年)、『20世紀モードの軌跡』(文化出版局、1994年)、『世界服飾史』[監修](美術出版社、1998年)、『名画とファッション』(小学館、1999年)、『ファッション 18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション』[監修](タッシェン、2002年)、『ファッションの世紀』(平凡社、2005年)、『ファッションから名画を読む』(PHP研究所、2009年)、『Future Beauty; 30 Years of Japanese Fashion』[共著],(メレル・パブリケーション)2010年。

【主要訳書】
『ファッション事典』(平凡社、1988年)、『カシミア・ショール』[監訳](平凡社、1988年)、『レース」』(平凡社、1989年)、『女性下着の歴史』(エディション・ワコール、1990年)、『フランスの更紗』(平凡社、1990年)、『マテリアル・ウエルス』(京都書院、1989年)ほか。

【主要論考】
「不連続の連続:日本ファッションの細胞」、『FUTURE BEAUTY 日本ファッション:不連続の連続』展図録、2014年3月
「ラグジュアリー/ファッションの欲望」『ラグジュアリー:ファッションの欲望』 2009年4月
「仮託された夢、時代の色」 『COLORSファッションと色彩:Viktor & Rolf & KCI』 2004年4月
「身体の夢:20世紀の身体イメージとファッション」 『身体の夢:ファッションOR見えないコルセット』 1999年4月
「モードのジャポニスム」 『モードのジャポニスム』 1996年9月


業績書

Akiko FUKAI

Joined the KCI in 1979. Chief Curator in 1990. Fukai supervised the collection, conservation, research, publishing and exhibitions. Organized many major fashion exhibitions in Kyoto, Tokyo, London, Paris, and New York, and supervised the catalogues. Director since 1996, Curator Emeritus since 2015.

Brief Summary of Fukai's Career

Currently Director and Curator Emeritus of the Kyoto Costume Institute, Fukai majored in the History of Western Costume at the National University of Ochanomizu in Tokyo(master's degree), and studied Art History at the Universite de Paris 4 (Institute des Arts et de l'Archeologie) in Paris. Fukai organized several major costume exhibitions in Kyoto, Tokyo, London, Paris, and New York, including "Revolution in Fashion," "Japonism in Fashion," "Visions of the Body" , "Fashion in Colors," "Luxury in fashion Resonsidered", and "Future Beauty". 

[Main Articles]
"The Tradition of Reinvention: The Building Blocks of Japanese Fashion,"
Future Beauty: The Tradition of Reinvention in Japanese Fashion, March 2014.
"Luxury in Fashion Reconsidered," Luxury in Fashion Reconsidered, April 2009.
"The Coloes of a Period as the Embodiment of Dreams," Fashion in Colors: Viktor & Rolf & KCI, April 2004.
"Visions of the Body: Body Images and Fashion in the 20th Century," Visions of the Body, April 1999.
"Japonism in Fashion," Japonism in Fashion, Septembre 1996.


Curriculum Vitae