第1話

ウチだけ? 止まらない
わが子の自己主張

ファッションにこだわりが出てきたり、恋愛に興味をもちはじめたり、
背伸びして大人びた発言にママはタジタジ。
成長期ちゃんの自己主張の強さ......ひょっとしてウチだけ!?

「ママー 新しい服ほしい~ 友達みんな持ってるんだよ~ あと...」 「スマホ買ってよ~」「私もメイクしたい!」「まちこちゃん彼氏いるんだってさ~」「門限六時まで伸ばしてよ~」「俳優のAくんまじやばくない?」「ママあの歌手知らないの!?ダッサ~!」「子どもだって空気くらい読むよ!」「やっぱりあのスカート素材がいいよね!」 最近わが子の自己主張が凄い... これって大丈夫なの~? <不安>
あなたには似合わないわよ!あなたにはまだ早いわよ!

なんて、不安になってしまって、
つい頭ごなしに怒ってしまったことありませんか?
頭ごなしの否定は「私なんて」「自分はダメだ」という
ネガティブな感情を生み、
母娘の関係値まで悪化させてしまうかも...

自己肯定感のピークは10歳!? (年齢が上がるにつれて下降していく)

※ワコール調べ

いろんなことに興味をもったり、強くアピールしたり、
「自分のことが好き!」と思える自己肯定感が高いほど、自分らしさを大切にし、
前向きに物事をとらえられるという調査結果があきらかに
ワコール『10歳キラキラ白書』2018 より)!
ただ、この自己肯定感は10歳をピークに徐々に下がってしまう傾向に。

お子様の自己肯定感をポジティブな言葉で受け止めてあげてはいかがですか? (色んなことに興味をもつのはステキなことね)「じゃあ今度一緒におでかけしようか!」「やったー!」

自己肯定感は、成長のチャンス?

女の子たちの自己主張の強さは、
時におうちの方を困らせているかもしれません。

しかし、単なるワガママだけではなく、「自分のことが好き!」という
前向きな気持ちからくる行動のあらわれでもあります。
こうした10歳前後の女の子に見られる自己肯定感の高まりは、
「自分に関心が高まること」でもあり、頭ごなしに否定はできません。

なぜなら、今回の調査で自己肯定感の高い子どもは
「お母さんと話したい」「人との関わりが好き」といった、
他者とのコミュニケーションにおいても
ポジティブな特徴をもつ傾向にあることがわかりました。

自分に自信をもつことで交友関係が広がり、
新しい価値観に次々と出会うことで、どんどん自分の世界も広がっていきます。

ネガティブな言葉でおさえつけずに、
自分の世界を広げられるように支えてあげてください。

MENU