生活の質(QOL= クオリティオブライフ)向上と、
女性の「美しくありたい」という
気持ちを応援します。
美容ジャーナリストで、乳がんを経験した山崎多賀子さん。山崎さんご自身乳がん治療経験をもとに、全国がん治療施設や患者会で、元気に見えるメイクセミナーを行っています。
抗がん剤治療など副作用で、髪だけでなく眉やまつ毛が抜け、肌色もくすんでしまうことがあります。
元気に見えるメイクをマスターしてキレイになると、心が前向きになり、家族も笑顔に。治療しながら、仕事を続けることもできます。ここで、山崎さんに、全国患者さんたちに大好評メイクの技を教えていただきました。
このポイントを全部行っても、
慣れれば10分くらいで終わります。
もちろん、全部行わないで
取り入れたいところだけでもOKです。
(資料/山崎多賀子のキレイ塾より イラスト/Asami Kanaya)
眉が抜けても、眉骨を意識して描けば骨格に合った眉を描くことができます。眉頭は左右対称に描くとより自然な仕上がりになります。そのポイントは、左右の眉頭の角度と太さ、高さが同じになるようにすることです。眉頭は、鼻筋からの自然な角度でスタートします。
黒のアイラインや、濃い色のアイシャドウで、まつ毛の代わりに上まぶたの輪郭を黒で強調すると目力が復活します。アイラインを綿棒でぼかすか、濃い色のアイシャドウを重ねるとくずれにくくなります。
副作用でくすんでしまった顔色をよくするには、下地にコントロールカラーを使って顔全体のくすみをとります。強いくすみにはオレンジ系がおすすめです。厚づきにならないようにつけるのがポイント。目尻の下のくすみを消すと、目が上がって元気に見えます。
口紅の色は、肌色が明るく見える色を選びます。ポイントは、グロスです。艶があるくちびるは、みずみずしく艶やかで、元気に見えます。
やまざきたかこ/美容ジャーナリスト。永年に渡って美容と健康に関する取材、執筆を続ける。2005年に乳がんが発覚し、右乳房全摘出、同時再建、化学療法、分子標的薬治療、ホルモン療法を行ったのち、2012年、ホルモン療法終了。2014年11月、乳房再建部被膜拘縮のため、インプラント入れ替え術を受ける。NPO法人CNJ 認定乳がん体験者コーテディネーター。NPO法人キャンサーリボンズ理事。NPO法人女性医療ネットワーク マンマチアー委員会を毎月銀座で開催。著書に『「キレイに治す乳がん」宣言!』。WEB『がんサポート』で「いきいきキレイ塾」連載(7年目)。WEB『もっと知ってほしいがんと生活のこと』で「治療中でも元気に見えるメイクのコツ」http://www.cancernet.jp/seikatsu/appearance/を動画配信中。
手術をした後、
気になるバストシルエットをととのえるために、
術後の経過にあわせたブラジャーやパッドを
検討してみてください。
リマンマでは、
専任アドバイザーがお客様から
ご相談をしっかりうかがい、
サポートできるよう、
個室でプライバシーを守りながら、
個別ご相談を承ります。
電話でご相談も承っております。
手術後の傷痕が気になって、
温泉旅行から足が遠のいてしまう...
ここでは、そんな方たちが、
快適に過ごせる温泉やスパをご紹介します。
術後、順調に回復をしながらも術後の痕を気にして旅をあきらめてしまうという方たちにもう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただくためのサポートを行なっています。
術後のリハビリや日々のフィットネスなどには、
伸縮性、着脱のしやすさ、
動きやすさを考えたスイムウェアがおすすめです。
認定NPO法人乳房健康研究会のサイトで
お近くの医療機関を検索できます
認定NPO法人J.POSHのサイトで
お近くの医療機関を検索できます