WACOAL STUDYHALL KYOTO

美術家 ミヤケマイ

インタビュー

1周年を迎えた「みらいの学び場」、ワコールスタディホール京都。
併設されたギャラリーで個展を開く
美術家のミヤケマイさんに話を聞きました。

ワコールスタディホール京都 開館1周年を記念してギャラリーを飾る美術家はミヤケマイさん。
日本美術の文脈を現代アート及び表現領域で、独自の地平を切り拓きました。
今回のワコールの個展では、女性と下着から着想を得て、面影のような見えているのかいないのかの領域を作品化しています。

美術家 ミヤケマイ
美術家 ミヤケマイ
美術家 ミヤケマイ

写真2番目の「胎動 Fish」(部分)についてミヤケさんは話します。
「ワコールスタディホール京都という場所に応じて、作品を選びました。半透明な繭のようなものに刺繍をほどこしていることから、下着のイメージと連動します」。
また、写真3番目の作品名は「私を構成するモノ」。過去自分が消費してきたものが釣り下がっています。ジビエと共にぶら下げられているのは、赤い髪の女。
「私たちが消費するのは食べ物だけではありません。消費財としての女性を描きたかった。過去に出合った人もまた、私たちは消費したのです」。

作品のメッセージにドキリとする人は多いでしょう。そして、作品の現物が精緻にできていることに驚かされます。
「メディアを通すと伝わりにくいものがあります。自分の目でその場で見ることで、気がつくもの、写真に写らないディテールやテクスチャーなどを楽しんでください。ぜひ自分のリアルな目でご覧になっていただきたいです」。

<京都のフリーペーパー『ハンケイ500m』 vol.40 みらいの学び場を歩く vol.07より>

美術家 ミヤケマイ
ミヤケマイ
美術家
日本美術の文脈を独自に解釈、エスプリの効いた作品を生み出す、今注目される美術家の一人。
2008年にパリ国立美術大学大学院に留学し、作風を広げる。
現在、京都造形芸術大学美術工芸学科基礎美術コース客員教授を務める。

ミヤケマイ個展 面影
どこからか来て、どこかに去っていく。人、食べ物、そして時間。
あらゆるものは私たちの目の前に現れ、共に時を過ごし、そしてまた次へとうつろっていきます。
本展では、複数の作品群を通して、目には見えないけれど、確かに存在したという思い出や感覚を浮かび上がらせます。
●会期
2017年11月15日(水)~12月9日(土)
日曜・月曜・祝日 休み
入場無料

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