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憶測で世界を記録する「もしかしてエッセー」

学び方のレシピ

普段の暮らしのなかで気になったことについて、「どうしてこうなったんだろう? それはもしかして、こういうこと?」をテーマに文章を書く。

【スタディレシピ #004】憶測で世界を記録する「もしかしてエッセー」

レシピ提供者の松倉早星さん

難易度

(少しの練習や準備が必要)

こんな方にオススメ

  • 枠にとらわれない自由な発想ができるようになりたい
  • 人の心を動かすようなアイデアを考えたい

レシピ

  1. 「気になったこと」を書き出す
  2. 「どうしてこうなったんだろう? それはもしかして、こういうこと?」という切り口で自由に文章を書く
  3. (グループの場合は)それぞれが発表し、感想を共有する

コツ&ヒント

  • 答えはないから何でもOK。あくまで練習として自由な発想を
  • ひとりではなくグループで、お互いの考え方の違いを共有するのもオススメ
松倉早星さん (クリエイティブディレクター/プランナー)

1983年 北海道富良野生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。東京・京都の制作プロダクションクションを経て、2011年末ovaqe inc.を設立。2017年7月より、プランニング、リサーチ、クリエイティブに特化した新会社「Nue」設立。これまでに領域を問わないコミュニケーション設計、プランニング、 戦略設計を展開し、国内外のデザイン・広告賞受賞多数。京都造形芸術大学・非常勤講師。二児の父。

レシピ提供者インタビュー

松倉
ひとことでいえば、「どうしてこんなことになっているのかな。もしかして...」と自分で考えてみる、ということです。とはいっても本人に確認しないので、憶測なんですけどね。

例えば今日、浴衣を着ている人とすれ違ったんですけど、下駄のカランコロンという音がすごくきれいだったんです。それってもしかして、昔の人がエアコンとかなかった時代に音で涼を感じるように工夫したのかもしれない...とか。

もちろん調べてみたらすぐわかることなんですけど、その場ではわからないので、いったん仮定を立ててみる。これもプランナーとしての練習ですね。
兼松
「心の動きエッセー」が初級編なら、「もしかしてエッセー」は応用編なのかな。
松倉
正解とか気にしなければ、慣れてくると思いますよ。

「もしかしてエッセー」が面白いのは、グループでもできることなんです。ひとつのお題に対して、それぞれがちょっとした文章を書いて共有する。そうするとそれぞれの物事の捉え方がわかりやすく出てきます。案外、結構みんなが同じことを思っていることがわかったり。

世の中、答えがない状況の方が多いんです。「ハンドスピナー」がとても流行っているけれど、なんでだろう? それって答えを出しようがないけれど、「もしかして」って仮定をつくることは無駄にはならない。少しでもどんな構造でそうなっているのか、分解してみることが大切だと思います。

<written by 勉強家 兼松佳宏>



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