WACOAL STUDYHALL KYOTO

このたび、「ワコールスタディホール京都」にて、京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)美術工芸学科の学生たちによる選抜展「クロスフロンティア選抜展 Vol.1」を開催いたします。

「クロスフロンティア選抜展」は、既存のジャンルや技法、それぞれの知識や経験、技術の殻を割り、激動する時代の現実に向かい合う表現に挑戦する場として設立され、毎年開催を予定しています。初年度にあたる第一回目のコンセプトは「Foundation」。本展では、京都芸術大学 美術工芸学科から100名近い応募者より選抜された新進気鋭の10名の作家の卵たちによる作品を展示します。

「クロスフロンティア」は、さまざまなジャンルや専門性を超えた場所に現れる未知の領域を指し、本展を監修するミヤケマイ氏(美術工芸学科 教授)は、小説、絵画、立体作品、メディアアート、インスタレーションなど、自分の心の赴くまま天衣無縫に表現し、変幻自在にメディアムを選び組み合わせるアーティストとして、さまざまなジャンルの表現をクロスさせ新しい表現を生み挑戦し続けています。本展では、ミヤケ氏同様に自分の声を信じて最初の一歩を踏み出す勇気と技術を持った作家が選ばれています。
ここから新たな表現や生き延びる創造性、アートの新しい在り方が生まれることを期待した本展をぜひこの機会にご覧ください。

「クロスフロンティア」京都芸術大学 美術工芸学科 選抜展 vol.1

会 期:2020年11月6日(金)~12月18日(金)10:00-20:00
休 館:土曜・日曜・祝日 
会 場:ワコールスタディホール京都
入場料:無料
主 催:京都芸術大学
協 力:ワコールスタディホール京都
【展示参加者】 ZHONGYUAN GUAN 藤本純輝 長田綾美 御村紗也 戸田樹 山神美琴 鈴木日奈惠 江藤菜津美 伊藤史江奈 石田野乃花
【審査員】
・ミヤケマイ(アーティスト、アートディレクター、美術工芸学科教員)
・竹内万里子(批評家、キュレーター、美術工芸学科教員)
・椿昇(アーティスト、美術工芸学科教員)
・ワコールスタディホール京都
【運営チーム】
展覧会監修:ミヤケマイ 進行:宮崎サナ 広報:松山美優 | 佐藤華夏 アーカイブ:長谷桃伽 | 大橋真日菜

※本展のPDFはこちら
※ご来館の際に、お名前・緊急連絡先・お住まいの地域等の提出をお願いしております。必要事項を記入の上ご持参いただきますと入館の手続きがスムーズに行えます。
緊急連絡用来館者カードのダウンロードはこちらから>>

20201106_gallery_main3.jpg
20201106_gallery_main4.jpg

Photo | Kenryou Gu



展覧会を監修するミヤケマイ氏(美術工芸学科 教授)よりコメント
ある主張があり、それに反対する主張があるとする、両者を否定せずに統合する新しい主張を産み出す思考のプロセスが弁証法だ。今資本主義が限界にきて、民主主義が機能しなくなり、貨幣経済も幕を閉じようとしている。道徳はなくなり、宗教も姿を変え、家族や郷土は帰れるところではなくなり、生きたい人は生きづらく、死にたい人は死ねない、地球は汚染され水も空気も有料化の一途を辿り、コロナがやってきた、千載一遇のチャンスであり、今まで以上に弁証法が有効な時代になってきた。
古いものが終わるとき初めて新しいものが始まる、破壊神というのが様々な文化の中に内包されているのは、破壊の後に美しい創造が始まることを、人類は経験と本能で知っているからなのである。終焉や死は、希望と新たな生を連れてくるだから恐れることはない。今までになくクリエイティビティが試され、必要とされる時代がやってきている。今ある現状を理解し、全てを観察し、考え、感じ、疑い、そして同時にこれからくるものを予測し、自分を信じて進む、それは正にアーティストの仕事である。これからの世界に必要とされるアーティストの育成に(バタフライエフェクト的かもしれないが)地球の存亡にかかっていると私は思っている。

  この度、京都芸術大学美術工芸学科の全学生と大学院の美術領域に在籍する学生を対象にした公募を京都に本社を構えるワコールと、第一回クロスフロンティア選抜展 vol.1を開催することになりました。参加する10名は学内90名近くの応募から選ばれた新進気鋭の作家の卵達です。 『クロスフロンティア』は、表現のプラットフォームや自分の表現のあり方を、作家同士だけでなく、キュレーターや先生達と意見を交換し合いながら既存のメディアムやジャンルの壁を超え、今私達が生きている現実を反映した表現を、素材や技法、ジャンルを超えたアプローチに挑戦し実験していく場です。
本年の、展示コンセプト「Foundation」は、基礎、根幹となる本質、そして同時に自らを覆う、構築するという意味を持ち、服飾においては基礎衣類である下着を指し、化粧品においては粗を隠すための下地を指します。また芸術においては絵画の下地や建築のコンクリート基礎を指し、イメージや構造物をその上に実装するために欠かせない部分です。初年度ながら、展示コンセプトを理解し自らの制作に結びつけることのできる素晴らしい作家の卵と、それを孵化させるために尽力してくれる優秀な運営スタッフを選出することがこの度できました。 『クロスフロンティア 京都芸術大学美術工芸学科 選抜展』という巣から雛鳥達がチャンスをものにして巣立っていくことを楽しみにしています。審査員としてご参加いただいた、竹内万里子さん 椿昇さん、ワコールスタディーホール京都の三宅さん、鈴木さん、裏方のサポートをしてくださった、美術工芸学科の先生方、事務方の皆さんのご協力があり実現可能になったことを感謝いたします。11月6日から1ヶ月展示される、彼ら彼女達の成果を見に、ぜひワコールスタディーホール京都の展示にお越し下さい。

ミヤケマイ氏のインタビューはこちらから

【新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のご協力のお願い】

ワコールスタディホール京都ギャラリーでは、お客様ならびにスタッフの健康と安全に配慮し、関係機関から最新情報の収集に努めるとともに 感染予防・拡散防止に細心の注意を払ってまいります。ご来館・施設ご利用のお客様におかれましても趣旨をご理解いただき、以下のとおり、ご協力をお願いいたします。

・ご入館の際はマスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。
・マスクの着用がない方は入館いただけません。
・ご入館時に、非接触型体温計にて検温させていただきます。37.5℃以上の発熱が確認された場合、ご入館をお断りさせていただきます。
・入口で、氏名・緊急連絡先・健康状態・来館日時等のご記入にご協力ください。収集した個人情報は新型コロナウイルス感染症対策にのみ利用します。 事前にホームページ上にあります記入票に必要事項を記入の上ご持参いただきますと入館の手続きがスムーズに行えます。
・展示室内が混雑した場合、入場制限をさせていただきます。
ご来館の際に以下に該当する方は入館をご遠慮いただきます。
・発熱や咳、咽頭痛などの症状がある方、感染の疑いがある方
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触が疑われる方
・過去2週間間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間が必要とされる国・地域等への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある方

施設運営に当たって、下記の対応を行っております。
・当館スタッフもマスクを着用して対応させていただきます。
・館内、多くのお客様が手を触れる箇所の消毒を強化しています。
・外気を取り入れた空調運転による換気の実施、出入口扉など開放し室内の換気を行います。
・受付や対面レジなどでアクリルボード等の設置や待ち列の間隔設定を行います。

・開館状況は急遽変更となる可能性がございます。ご来館前に当館ウェブサイト等にて最新情報をご確認の上、お越しください。
・上記記載に関わらず、状況に応じてスタッフからお客様にお声掛け等させていただくことがございます。その際はスタッフの指示に従ってください。