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【思考のデッサン】

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~

講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵 

日時
2018年2月3日(土)
14:00~17:00
料金
5,400円(税込)
学べる美
感性の美
講師
谷崎由依[小説家、翻訳家、近畿大学文芸学部講師]
行司千絵[京都新聞 記者]
講座形式
ワークショップ
分野
文化,生活,ビジネス
講座番号
18k002
モノを書くプロは、どんなふうに世の中が見えているんだろう?
そんな思いから生まれた講座「思考のデッサン~サッカの見方、キシャの見方~」。
小説や新聞記事でその文章に触れることがあっても、
本人から直接お話を聞ける機会は、なかなかありません。
このチャンスに、谷崎さんと行司さん教わりたいと集まったのは、
当初の講座定員を超える18人。(ありがとうございます!)

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~ 講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵
講座の冒頭からさっそく、お二人から仕事の進め方を教わります。
それぞれの視点や表現の違いに、会場からは驚きの声もちらほら。
例えば目の前のテーブルひとつをとってみても、
「直径は…」「色味は…」と事実を積み上げていく行司さんに対し、
谷崎さんには、頭の中の地図次第で宇宙船にも木の実にも見えるというのです。
文章の目的が違うだけで、どちらが正しいというわけではありません。
情報の集め方や文章を構成する手法の多様さを目の当たりにしました。

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~ 講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵 
続く質問タイムからは、質問の手が次々に上がります。
「文章のテーマやネタなど、発想を得るタイミングはどんな時?」
「日頃から句読点の使い方を悩んでいます、どうすれば?」
「書いているうちに言葉の種類がマンネリ化。どう増やせばいい?」
日々、文章や言葉に向き合うからこその実体験を伴うアドバイスは、
すぐにでも生かせるエッセンスがたくさん。メモを取る手が走ります。

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~ 講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵 
その後は、教わったばかりのノウハウを生かして、思考と表現のトレーニング。
「ワコールスタディホール京都」をお題に、800文字程度の文章を書いてみます。
お題にこそ制限はあれど、表現方法と内容はいたって自由。
エッセイでも創作でもいいし、
取り上げるのは窓の外の景色でも、目に留まった一冊の本でもよし。
テーマの制約と表現の自由とのなかで、思い思いのスタイルで執筆しました。

講座の最後には、執筆を終えた作品を、講評してもらいました。
講師自ら一人ひとりの作品にコメントをもらえるという貴重な機会です。
ほかにも、メンバーの作品を互いに読んで、
「そうかこんな見方があったか」「こんな風に書けるのか」と、
参加者同士でもたくさんの気づきが得られたのではないでしょうか。

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~ 講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵 
お二人からの講評を通して驚かされたのが、
文章を読むだけで書き手のことが分かるということ。
「この方は文章を書き慣れておられるんじゃないでしょうか」(→ブロガーさんでした!)
「CMとか短い映像にピッタリな文章ですね」(→クレイアニメ作家さんでした!)
など、何かの占いを見ているような心持ちさえしました。

思考のデッサン ~サッカの見方、キシャの見方~ 講師:小説家・谷崎由依&新聞記者・行司千絵 
土曜日の午後、あっという間の3時間。
文章の切り口や視点に関する学びが、
書く楽しさを再認識させてくれた有意義な時間となったのではないでしょうか。

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