ワコールスタディホール京都/ギャラリー「箱入り娘-Les Modesties」Mai Miyake | Aurore Thibout

何が箱の中に私達を留め、
何が私達を箱から出てしまいたいと駆り立てるのか。

ワコールスタディホール京都は2019年5月15日(水)-6月22日(土)の会期にて、ミヤケマイとオロール・ティブーによる二人展「箱入り娘―Les Modesties(レ・モディスティ)」を開催いたします。
日本の伝統的な美術や工芸の要素をベースに過去と現在、未来をつなぐことによって物事の本質を問う作品を制作。骨董、工芸、現代アート、デザインなど既存のジャンルを超えて活動している美術家・ミヤケマイ。パリを拠点とし、ファッションをテーマに、衣装、彫刻などさまざまなメディアを通して、世界各地の展覧会やプロジェクトに参加しアートとファッションの両面において自身の作品を確立してきた現代美術作家オロール・ティブー。本展では日本とフランスの作家二人がワコールならではのレースを題材に京都の職人の技術を使い作品を制作。伝統と、女性らしさ、ノスタルジーと現代性が繋がる、そんな二人の、箱から出たり入ったりするコラボレーション展示をぜひお愉しみください。

■開催概要

MAi Miyake | Aurore Thibout
「箱入り娘-Les Modesties」

会 期 2019年5月15日(水)-2019年6月22日(土)
火曜~金曜 10:00-20:00/土曜 10:00-17:30
休 館 日曜・月曜・祝日
会 場 ワコールスタディホール京都 ギャラリー
入 場 無料
URL  https://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article92271
お問い合わせ 075-556-0236
お問い合わせ受付時間 火曜~金曜 9:30 - 17:00(年末年始・祝日をのぞく)
主 催 ワコールスタディホール京都
協 賛 ヴィラ九条山 アンスティチュ・フランセ日本 ベタンクールシュエーラー財団
協 力 ワコールディア 溝呂木株式会社

■プロフィール

ミヤケマイ ミヤケマイ  Mai Miyake

日本人の繊細な美意識や感覚を、工芸から人工知能のようなテクノロジーまで手工芸品として同列に扱い。過去、現在、未来をつなぐことによって、物事の本質を問う作品を主体とする。媒体にとらわれない表現方法は、骨董、工芸、現代アート。デザイン、プロダクト、文学と既存のジャンルを問わずに天衣無縫に制作発表、21世紀美術館、OPAM, 水戸芸術館、POLA美術館、釜山市美術館、Shanghai Doulun Museum of Modern Art,など、展示。メゾンエルメス、慶応日吉往来舎、デザインウィーク、デザインタッチ、イタリア文化会館など企業や大学のコントラクテッドワーク多数、講談社などから「お休みなさい良い夢を」、「色」など短編小説2冊、最新の作品集「蝙蝠」を2017年に刊行、それ以外に羽鳥書店などから計4冊作品集が出ている。2008年パリ国立大学美術大学大学院に留学。2018年から資生堂THE STOREウィンドウギャラリーアートディレクターに就任、京都造形大学特任教授。
ホームページ http://www.maimiyake.com/

オロール・ティブー Aurore Thibout

ファッション、テキスタイル、コスチュームデザインのクリエイティブ・ディレクターであるオロール・ティブーは、アートとファッション両方において自身の作品を確立している。パリに生まれ、Duperre Ecole Superieure des Arts Appliquesと国立高等装飾美術学校(ENSAD)でファッションデザインを学ぶ。
最初は、メゾン・マルタン・マルジェラなどのフランスのオートクチュールハウスで働きながら、自身のユニークなデザインを立ち上げ、2006年イエール・ファッション・フェスティバルで賞を獲得、2013年にパリ市からファッション部門でクリエイション大賞を授与される。また2015年には、ヴィラ九条山レジデントに選ばれている。彼女の限定コレクションや展示品は高級店、博物館、ギャラリー (「H.P.FRANCE」東京、「TWR」サンフランシスコ、「ニュイ・ブランシュ KYOTO」京都、「狩猟自然博物館」2019年パリなど)で展示されている。
ホームページ http://www.aurorethibout.com/mobile/

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