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上流下着のつどい~自分へのご褒美に、上質なランジェリーを。下着を楽しむ贅沢エッセイ|ワコール

相川 藍(あいかわ・あい)
言葉家(コトバカ)。ランジェリー、コスメ、ワイン、イタリアを愛し、広告コピーからコラム、書評、小説(「ガーター・モモ物語」など)まで言葉と格闘中。月刊公募ガイドで「コトバカっ!」、Book Japanで新刊書評を執筆中。

美しさへの階段をのぼりつつあるあなた。ひとつ目標をクリアしたら、自分へのご褒美は「上質な下着」。さあ、あなたも当サロンで、あこがれのランジェリーの深遠な魅力や、そこに秘められた意外なエピソードに肉薄してみませんか?

102 幸せの共犯は赤いランジェリー

ランジェリー好きが表参道に集まった!

Love ♥ Life ♥ Lingerie #共犯は赤いランジェリー  12月初めの5日間、表参道ヒルズ同潤館の一角に位置する秘密めいた空間を目指し、ランジェリー好きを自認する女性たちが夜な夜な集まってきました。合い言葉は「#共犯は赤いランジェリー」。私もドキドキしながら伺いましたが、愛らしくセクシーなマネキンたちに迎えられ、ランジェリーに造詣の深いスペシャルゲストの方々ともおしゃべりができて、気分は最高潮に。ユニークなこのイベントのことは、ランジェリーの歴史に残り、語り継がれることでしょう。

 昼間は男性の姿もありましたが、とりわけ盛り上がった夜の女性限定「Lingerie Bar」タイムの様子は、インスタライブでも連日配信されました。ローズヒップティー、クランベリービール、赤ワイン、さらに赤いフードやお菓子まで堪能し、身も心も赤に染まった私たち。この色がもたらすホットな高揚感と、フリーなランジェリートークの楽しさは忘れられません。
赤いランジェリーの前では、女性は皆、幸せな共犯者なのかもしれません。
グラマラスなアイシングクッキー
 メインホストは、イベント後の「卒業」が決まっていたワコール広報・宣伝部 アーティスティックディレクターのRIBONさんでした。今回の企画は「18歳から41年5か月。やりたいことは全部、自由にやらせてもらった」と言い切る彼女の活動の集大成だったのです。会場には、ふだん見かけない1/2サイズの可憐なマネキンたちもいて「カワイイ!」と大人気でしたが、彼女たち5人の精緻なランジェリーを創作したのは、もちろんRIBONさん。

1/2サイズの可憐なマネキンたち、美しく妖しく、どこまでも赤いイベントでした
 たっぷりのレースが揺れるランジェリードレス、スリーインワンとペチコート、プリーツを使ったナイトドレス、ミディアム丈のスリップ、プリンセスラインのドレス......今はないクラシカルなタイプのアイテムを1/2サイズで蘇らせたそうで、着こなすマネキンたちも、RIBONさんが入社当初に出会い、ひと目ぼれしたビンテージもの。最近スタッフが発見して感動の再会となり、髪もメイクもランジェリーに合わせて生まれ変わらせたということです。また、これらのランジェリーの世界観は、切り絵作家・佐川綾野さんの手により美しいペーパーアイテムとなり、来場者に日替わりでプレゼントされました。

切り絵作家・佐川綾野さんが特別に描き下ろしたペーパーアイテムが日替わりでプレゼントされました

RIBONさんの秘密、おしえましょう。

 RIBONさんの愛称は、おさげにした髪を、フェルトを細く切った「手作りのカラフルなリボン」で留めていた高校時代に由来するそう。ワコールではデザイナーとして活躍するとともに、店頭でのランジェリー・ショーを皮切りに、お客様とスタッフが共に喜び、わくわくするようなイベントを手掛けてきました。締めくくりとして、ランジェリー好きが職種や立場を超えて自由に集い、横につながる会が実現したのも必然の流れでしょう。
シモーヌ ペレールのセクシーなコレクションをまとったマネキン
 赤をテーマに選んだ理由は、情熱を秘めた大人のエロスが漂う色だから。赤の下着はいやらしいと誤解している若い女性には「赤はまずシングルトーンで着てみて」とアドバイスするそう。他の色が混ざると印象がぶれるけれど、1色で着る赤には、洗練された上品さが漂うのだと。似合う赤、肌をきれいに見せる赤が絶対にあるので、ぜひ見つけてほしいと言うRIBONさん。透ける位置などに品格のあるランジェリーを選ぶことも、大事だそうですよ。
スタディオファイブのサイドレスブラは華奢で色っぽく、ノースリーブを着てもアームホールから見えません
  デザインを語り始めるとRIBONさんはプロの顔に。だけど、ふだんはふわっとした妖精のような印象なのです。第一線でバリバリ活躍する女性には不足しがちな、その可愛らしさの秘密は、彼女が好む「華奢で儚げなランジェリー」にあるようです。RIBONさんは、女性らしさを引き出すその効能について力説してくれました。ふだんはかっちりしたブラの力を借りて頑張ればいい。でも、華奢なランジェリーをつける非日常の楽しみも知ってほしいと。

  パットなど使わずに、素肌に1枚もののブラをつけて過ごす時間。確かに、この上ないゆとりが感じられますよね。機能追求型ではない装飾としてのブラ。女性として忘れたくないものだと思います。そして、そんなことを自然に思い出せるプライベートな空間が、これからも、たくさん生まれればいいと思う。そう、今回の「#共犯は赤いランジェリー」のように。ふだん見えにくく、語りにくいからこそ、この世界は輝いている。そんな気がするのです。
シモーヌ ぺレールの素肌に1枚もののブラ
Love♥Life♥Lingerie #共犯は赤いランジェリー by WACOAL
2017年12月1日-12月5日 @表参道ROCKET
メインホスト:RIBON
スペシャルゲスト:川原好恵、薦岡摩梨奈、和田のあ、ERISA、KAORU、MIDORI、赤いランジェリー姿のマネキンたち


お気に入りの1/2マネキンのために赤いランジェリーをデザインしたRIBONさん RIBON / 松村昭子
「モア クレエ」「パルファージュ」「サルート」「トレフル」など数々のランジェリーブランドのチーフデザイナーやプランニングデザイナーを歴任。豊富な経験とセンスを活かして多彩なプロジェクトに関わる。
女子美術大学や大阪府高齢者大学の講師も。

■akai_lingerie
#共犯は赤いランジェリー【イベント】by WACOAL
http://www.instagram.com/akai_lingerie/
■スタディオファイブ
http://www.studiofive.jp/
■シモーヌ ペレール
http://www.wacoal.jp/import/perele/