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子宮で毎月作られる子宮内膜は妊娠が成立しないと剥がれ、血液とともに体外に排出されます。
こうして月経が始まりますが、この時子宮をぎゅーっと収縮させるプロスタグランジンという化学物質によって痛みが起きたり、血管も収縮されるので、あたたかい血液が全身に巡らず、夏でも冷えを感じる人もいます。
痛みを感じやすい時期でもあるので、しめつけすぎず、経血の漏れを防ぎ、快適にゆったり過ごせるものを選ぶことが大切です。
さて、月経期が終われば、いよいよ心身ともに調子のいい「卵胞期」の始まり。
月経期後半の出血量が減る頃は、調子もととのいだすので、少しずつアクティブに過ごすのも良いでしょう。

月経が終わると、エストロゲンというホルモンの分泌量が増え、妊娠に備えて子宮内膜が厚くなりはじめ、その後、排卵が起きます。
エストロゲンは、別名美のホルモンとも言われるうれしいホルモン。血行や代謝が良くなり、肌や髪には潤い・つやが出ます。
また、からだも軽く気持ちもポジティブにいられる時期。どんどんやりたいことをやって、毎日を気分良く過ごしましょう。
筋トレなどの運動に向いている時期でもあります。
日常的に自分にあった運動や食事、睡眠をバランスよく取り入れ、ととのえていくことで、より楽しく快適に過ごしてみませんか？

排卵が起こると、妊娠しやすい状態にととのえるためのプロゲステロンというホルモンが分泌されます。
女性ホルモンには水分を溜め込む作用があり、この時期、むくみに悩まされたりしていませんか？
普段の衣類がきつく感じるときは、しめつけなどを感じにくい衣類を持っておくのも良いでしょう。
また、この時期はホルモンバランスが大きく変動することから、気分も落ち込みやすくイライラしがち。
こころのモヤモヤを晴らすにはヨガやウォーキングなどの運動もおすすめ。
心身ともに不安定な時期ですが、きちんと女性ホルモンが分泌されているからこそだと覚えておいてくださいね。
自分の状態にあわせていたわる方法を探してみませんか？