魅惑のランジェリーエッセイ 上流下着のつどい Upper Inner Salon|ワコール

14 May, 2018

幸せなライフスタイルを肌に

上質の肌着といえば「HANRO(ハンロ)」。

“THIS IS HANRO”(2018.4.25 - 5.1) 伊勢丹新宿店本館3階 センターパーク/ザ・ステージ♯3
“THIS IS HANRO”(2018.4.25 - 5.1) 伊勢丹新宿店本館3階 センターパーク/ザ・ステージ♯3

 キャミソールを着る機会がぐんと増える初夏。素肌に軽く、おしゃれに着こなせる1枚がほしくなる季節ですね。伊勢丹新宿店では、4/25〜5/1までの期間限定で、スイス生まれのアンダーウェアブランドHANROのポップアップショップ"THIS IS HANRO"がオープンしました。洗練されたデザインと天然素材の肌ざわりが世界中のファンを魅了しているHANROは、日本でも人気上昇中。中でもキャミソールは、リピーター続出のアイテムです。

商品パッケージがディスプレイに

 ノーストレスで着られ、フィット感やシルエットの美しさも際立っているため、クローゼットの中にあれば、つい手が伸びてしまうHANROのキャミソール。今回のポップアップショップでは、商品パッケージを使ったモノトーンのディスプレイで、その品質の高さをダイレクトにアピール。人気ナンバーワンの定番キャミソール「COTTON SEAMLESS」とブラキャミソール「ALLURE」を中心に、この夏着たくなるような限定色も目を楽しませてくれました。

左)三越伊勢丹グループ限定カラー/ネイビーが使いやすいと人気
右)MAISON DE REEFURとのコラボによるスペシャルカラー

 「COTTON SEAMLESS」は、三越伊勢丹グループ限定カラーとしてピンク、グリーン、ネイビーの3色が登場。綿100%で柔らかく光沢のある風合いなので、高級感があります。また、モデルの梨花さんがトータルプロデュースするMAISON DE REEFURとHANROのコラボにより、「ALLURE」のスペシャルカラーとして、日やけした肌にも似合いそうなヘーゼルナッツとトフィーが登場。トレンド感があり、見せてもおしゃれな色と好評だったようです。

カスタマイズサービスは国内初

 期間中は、アムステルダム、パリ、ミュンヘンに続き、国内初のカスタマイズサービスも実施されました。これは、名前やイニシャルなど、好みのアルファベットをキャミソールに刺繍してくれるというもの。まさに、上質なものを長く大切に愛用してほしいというブランドメッセージが伝わってきました。会場内には、1884年の創業時からの歴史や哲学を紹介するコーナーもあり、改めてHANROの奥深さを知った方も多かったのではないでしょうか。

写真展のようなブランド紹介

「都会のヒュッゲスタイル」で幸せな時間を。

HANRO 2018秋冬コレクションより

 上質の肌着といえばHANRO。でも、このブランドの魅力はそれだけではありません。最新コレクションのウェアについてもレポートしたいと思います。2018年秋冬のHANROは"コスモポリタン・マインドフルネス"をテーマに、ダイナミックな都市感覚と、あたたかくここち良いプライベート感覚をあわせもつ新しいライフスタイルを提案。キーワードは、デンマーク語でリラックスしたひとときや快適な空間をあらわす「Hygge(ヒュッゲ)」だそうです。

 ビジュアルイメージの撮影地は、デンマークに近い国際港湾都市ハンブルク。ナイトウェアやヨガウェアは、洗練された雰囲気でありながら着ごこちが良さそうですし、ストライプや花柄も、ナチュラルに気分を浮き立たせる色使いが見事です。スイス発祥のHANROが世界に発信する幸せなヒュッゲスタイルに触れ、国連の今年の世界幸福度ランキングのベスト5に、スイスとデンマークが入っていたことをふと思い出しました。(ちなみに日本は54位...)

気分を浮き立たせる色使いの花柄やストライプのアイテム

 「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉が気になって、ワコールスタディホール京都のライブラリーで、そのヒントが得られそうな北欧デザインの本を2冊見つけました。ユニークな曲線の椅子やチーク材のボウル、表情とポーズが愛らしい木製モンキーなど、デンマークの有名デザイナーの作品を眺めていると、美しい抜け感とでもいうべきヒュッゲスタイルが腑に落ちてきます。自然素材の温もりを生かした軽やかでモダンなデザインは、HANROが継承してきた哲学にも通じているような気がしました。

 130年を超えるHANROの歴史を知ると、ヨーロッパの下着の歴史もひもといてみたくなります。フランスの作家でジャーナリストのセシル・サンローランの著作『女性下着の歴史』は、ビジュアル本でありながら読み物としても面白い。章のタイトルも「娼婦の手ほどき」「清純か堕落か」など刺激的です。まだまだご紹介したい本はたくさんありますが、あなたも気の向くままに美しい本と一緒に過ごすヒュッゲな時間、体験してみませんか?

左)『フィン・ユールの世界 北欧デザインの巨匠』織田憲嗣/平凡社
中)『ずっと使いたい一生もの 北欧の日用品』萩原健太郎/エクスナレッジ
右)『女性下着の歴史』セシル・サンローラン,深井晃子訳/Edition Wacoal

『上流下着のつどい』の読者特典として、事前予約をすれば、1回限りライブラリーが無料体験できるそうなので、お近くの方や京都に行かれる方はぜひ!


・体験はお1人様1回限りです。
(ライブラリー・コワーキングスペース1日会員とはサービス内容が異なります。)
・お電話にて事前予約をお願いします。
・ご予約の際には、「上流下着のつどい」を読みました。とお伝えください。(075-556-0236、受付時間は、祝日・年末年始をのぞく火曜〜金曜日 9:30〜17:00)
・ご来場の際には「1日利用申込書」にご記入いただくとともに
 本人確認資料のご提示をお願いいたします。
・営業時間やアクセスは、ワコールスタディホール京都のウェブサイトにてご確認ください。

ワコールスタディホール京都のウェブサイトへ

■伊勢丹 新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
本館3階
https://www.wacoal.jp/shops/detail.html?sid=134282

■ハンロ
https://www.wacoal.jp/import/hanro/

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