
7 October, 2019
vol.8-1 文筆家・写真家蒼井ブルーさん
「きみにまつわる恋とブラの話 」1
今回のゲストは、文筆家であり写真家でもある蒼井ブルーさん。
ゆるくてくすっと笑える“かわいい“をつぶやく「言葉」でフォロワー数はInstagram5.2万人、twitterは約20万人!
そんな蒼井さんに下着をテーマにした2つの「言葉」をいただき、お話を伺いました。
「きみにまつわる恋とブラの話」
2回に渡ってお届けします。
--------------------------今回の「言葉」についてお聞かせください
蒼井さん:たとえば「勝負下着」というものがありますが、これは女子特有のものだと思うんです。男子の場合、服に対してはありますが、下着には「変じゃなければいい」程度の熱量しかないですから。なので、彼女の下着が「勝負」していたら、特別に思われている証拠なので、彼氏はうれしくならないといけないんだよ、と。それを言葉にしてあげたりしないといけないんだよ、と。まとめると、100回「かわいい」と言おうということです。
--------------------------蒼井さんの「言葉」は実体験からですか?
蒼井さん:実体験からくるものもあれば願望からくるものもあります。ときどきは妄想も。案外、自分に向けての言葉が多いです。責めるにしても、励ますにしても。
--------------------------女子がきゅんきゅん♡する“ツボ”を心得ていらっしゃると思うんですが、どうして女子の気持ちがこんなにわかっちゃうんでしょうか?w 蒼井さんの中に「女子的かわいい」があったりするんですか?
蒼井さん:よくふられるので実際のところは女子の気持ちがまったくわかっていないのだと思います。むしろ教えていただきたい。「女子的かわいい」があるかはわかりませんが、ものごとをいちいち引きずったりするような、うじうじしたものはとてもあると思います。もうだめだと思ったら焼肉を食べに行きます。
-------------------------- 「言葉」は“誰か”に向けて書いた蒼井さんの日記のようにも感じました。
蒼井さん:過去の自分への戒めでもあります。女の子のあれこれをちっともわかっていませんでしたから。ちなみにいまでもほとんどわかっていません。男子たちには特に読んでいただきたいですね。
--------------------------女性に下着を贈ったことはありますか?
蒼井さん:彼女について行く形で下着屋さんへ行ったことはあるのですが、自分で選んで贈ったことはないです。なんだか気持ち悪がられそうで怖さがあります。もしも喜んでもらえるのならぜひ贈りたいと思います。
--------------------------蒼井さんにお試しいただきたくて、BROSのメンズショーツをお贈りさせて頂きました!
蒼井さん:おしゃれなうえに穿きやすくて、いいものってやっぱりいいんだな、としみじみ思いました。勝負する機会があれば必ず穿きたい。今度は自分で買いに行きます。ありがとうございました。
(…………ありがとうございます!)
Vol.2へ続く
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蒼井ブルーさんの著書
①2015年3月刊行『僕の隣で勝手に幸せになってください』(KADOKAWA)
②2016年2月刊行『NAKUNA』(KADOKAWA)
③2016年9月刊行『君を読む』(河出書房新社)
④2016年12月刊行『世界はふたりのものだと思いたいのでまずは君が僕のものになれ』(KADOKAWA)
⑤2017年3月刊行 蒼井ブルー 原作/三津留ゆう 著『今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?』(KADOKAWA)
⑥2018年3月刊行『ピースフル権化』(KADOKAWA)
⑦2018年7月刊行『もう会えないとわかってから』(河出書房新社)
★画像5枚目 『もう会えないとわかってから』(河出書房新社)より。モデル:田中芽衣さん
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蒼井ブルー
大阪府生まれ 文筆家・写真家
2015年、イメージモデルに女優・小松菜奈を起用したエッセイ
『僕の隣で勝手に幸せになってください』(KADOKAWA)を刊行、ベストセラーとなる。他
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