7 January, 2020
vol.13ー3 モデル・アーティスト佐藤ノアさん
interview
佐藤ノアちゃん企画の最終回。今回は、普段は聞けない「下着事情」を伺ってきました!
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「下着は外見をつくる土台。こだわらないのは勿体ない」
------------ノアちゃんは、下着はワコールしか買わないと伺いました! 理由やきっかけなどを教えてください。
ノアちゃん(以下N):母がずっとワコールで働いているんです。
年頃の時期から母が選んで買ってきてくれていたので、ブラが必要になる頃からずっとワコールユーザーですね。
ワコールさんには、たくさんブランドがありますよね。AMPHI、une nana cool、サルートなど、母に教えてもらっていろいろ試してきました。
------------下着選びのこだわりはありますか?
N:デザインで言えばシンプルなものが好き。色は寒色系が好きですね。かわいいデザインのものも素敵だなぁと最近になって思うようになりましたが、とにかくお洋服に響かないようなものが好みですね。
下着って、「外見の一番内側」ですよね。
メイクと照らし合わせて考えるとわかりやすいと思うんですが、メイクも土台がしっかりしていないと綺麗な仕上がりにならない。アイシャドウやリップはプチプラでもいいけど、下地だけはちゃんとしたものを使いたい。それと同じだなと思っています。要するに下着は「外見をつくる上での下地」なんですよね。
------------なるほど……! 「下着は、外見をつくる土台」と考えるとたしかにおしゃれを作るうえでは必須アイテムですね。
N:「見えないからいいや」って思う人も多いですよね。ヨレヨレになっても使ってたり、サイズが合っていなかったり、あとストラップの調整がうまくいっていなかったり……。たしかに目には見えないけど、土台が崩れていると外見のシルエットも崩れちゃう。
冬によく着るタートルネックもトップが下がっているだけで老けて見えることってありませんか? お洋服をかっこよく着たかったら、見直してみるといいと思います。
------------サイズを測るのは恥ずかしい、面倒くさいと言う人もいますが、ノアちゃんは測っていますか……?
N:サイズは絶対ちゃんと測ったほうがいいです! わたしは母に測ってもらっていました。化粧品のタッチアップってしますよね。それと同じようにまずは試して、店員さんにも見てもらって決めないと自分に本当に合うものはわからないと思う。
あと今回試してみた「3Dボディスキャナー」もすごくいいと思いました。たった5秒で全身を計測できるし、体型が数値で出るから自分のからだのことも知ることができるし。測ってもらうのが恥ずかしい子には、特に流行るんじゃないですか?
------------お洋服を着る上でおすすめのワコールのブランドはありますか……?
N:気合いを入れたい日はサルートを着けますね。お値段も結構するんですが、でも圧倒的に機能性が違う気がするんですよね。わたしの場合はしっかりトップの位置も変わったし。
友達に勧めるときは、AMPHIを一番に言いますね。お手頃だしかわいいデザインが多いので。
着やせしたい人もまずは下着を変えるのがいいと思います。店員さんに相談して一番合うものを選んでください。シルエット、本当に変わりますよ。
------------なんだかワコールの店員のような詳しさでびっくりしました。ノアちゃんはどんなタイミングで下着を新調しますか?
N:わたしは、季節ごとに衣替えのタイミングで下着を買い替えちゃうんですが、新しい年になるタイミングで下着を買い換えるのもいいと思います。新しい自分になれる感じがすると思うので!
本当にわたし母の影響で下着に詳しすぎて友達にもよく相談されてました。そのブラサイズ合ってないよ!とかストラップ長すぎ!って直してあげることもあったりして(笑)。だから、何かあったらわたしに話して!って感じです(笑)。
------------おしゃれへのこだわりがすごく伝わってきました。ノアちゃんはいつからおしゃれが好きになったんでしょうか?
N:いつから、と聞かれると困りますね。
昔から両親におしゃれなものを与えてもらっていたので、気づいたときからっていう感じで……。
------------ファッションを選ぶときのポイントはありますか?
N:全部「直感」ですね。もし洋服選びに失敗してみんなに受け入れられなかったとしても「世の中がついてきていなかったんだな」って思うようにしています(笑)。
お洋服選びも仕事を決めるときも、いつも「直感」。
それで「どうしてこれにしたの?」「どうしてそれがやりたいの?」と聞かれてはじめて言葉にします。幼いころからずっと直感を大事にしてきたので、迷うことって全然ないんですよね。
------------なるほど……。その直感と行動力で道を切り拓いてきたんですね。今後の目標はありますか?
N:うーん、あんまり大きな目標って持っていないんですよね。基本的には、今日と明日のことしか考えていなくて(笑)。というのも、何か大きな目標を持っちゃうと、それを叶えられたときに燃え尽きちゃうような気がするんです。
いい1日を重ねていれば、未来ってよくなると思うんですよね。それでいいんじゃないかって思っています。
でも、もし2020年の1年間の目標を立てるとすると……、「自分を大事にする」ですね。
上京してからずっと求められていることに応えようと頑張ってきました。わたしはなににでも染まることができる「無色」なタイプで、要望に応えるのも得意。でも「じゃあ、わたし自身はなにがしたい?」をあんまり考えてこなかったことに気づいたんです。
2020年では、自分の本質を捉えていきたいと思っています。
------------求められることに応えるだけじゃなく、自分を確立していきたいんですね。でもそれって、結構苦しくて大変なことでは……? その「がんばるエネルギー」はどこからやってくるんでしょうか。
N:うーん、わたし、とにかく好かれたいんです(笑)。どうしたら多くの人に好かれるかをいつも考えていて、その結果、芸能界に入ったくらいなので。最近考えている理想は、「みんなが真似できるファッションアイコンみたいになること」です。わかりやすいので「量産型のトップになりたい」と言っているんですけど。量産型って、聞こえは悪いかもしれないけど「みんなが真似できる」ってことだと思うので、そういう存在になりたいです。
N:あと最近は、中国にもすごく興味があります。去年中国でリアルイベントをして、実際にファンがいてくれるんだ! ということがわかってすごく嬉しかったんですよね。熱量もすごくて好きなものに対してのラブが1200%!って感じで、パワフル。わたし関西の友達が多いんですけど、はっきりしているので大好きなんです。でも中国の方のほうがさらにはっきりしている気がして……、大好きですね(笑)。中国には今めちゃくちゃ興味がありますね。
------------2020年以降も、ノアちゃんの活躍が楽しみです!ありがとうございました。
(インタビュー/文筆・編集:夏生さえりさん)
カメラマン:千葉太一さん
佐藤ノアさん
くるりとまるくて大きな瞳にしっかりとした意思を宿し、「かわいい」も「かっこいい」もいとも簡単に操ってしまうノアちゃん。2016年に上京してから、瞬く間に10~20代の女の子の心を掴んできました。現在では、Youtubeのチャンネル登録数は39万人、Instagramのフォロワーは47万人を超え、モデルやYoutuber、ファッションブランドとのコラボなど活躍の幅はますます広がっています。