PMSという言葉を最近よく聞きませんか。PMSとは、Premenstrual Syndromeの略で「月経前症候群」のこと。月経の3日~10日ほど前になるとイライラしたり、気分が落ち込んだり、人によっては甘いものが食べたくなったりと様々な不調が現われます。これを総称してPMSとよびます。
PMSとは月経前の期間に現れる様々な症状のこと
「生理前になると、体がむくんだり、便秘になったり、食欲が増えたり、肌が荒れたり、イライラしたり、攻撃的になったり。こんなふうに生理前の3~10日ほどの間に生じる体や心の不調がPMS(月経前症候群)で、女性全体の70%がなんらかの不調を経験しています。生理前になるとイライラしてパートナーにあたってしまい、後で落ち込むというのを毎月繰り返しているというような話もよく聞きますが、PMSは周りの人とのトラブルの種にもなるのでやっかいです。」(高尾美穂著『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』日経BP社 P29 より抜粋)