Column【前編】身体の変化を、見た目と数値の両面から読み解く。 SCANBE baseが提案する、新しいボディデータ活用
全身360度の3Dデータと29項目の数値で、今のからだを知る
運動やトレーニングが多くの人々の日常に広がる一方で、日々の食生活や運動によって身体がどのように変化しているのかを詳しく知ることができる機会は、まだ多くありません。日本の下着メーカーであるワコールには、長年にわたり人の身体の研究を行う中で、運動やトレーニングに取り組む方から、たとえば「体重は変わらないけれど、身体が大きくなった気がする」「体脂肪率は同じなのに、ボディラインがたるんできた気がする」といった見た目に関する小さな実感について、現在広く活用されている体重や体組成、消費カロリーといったデータだけではわかりづらい、というニーズが寄せられていました。
そうした課題に対し、運動習慣に寄り添う新たなヘルスケア体験として「SCANBE
base」が誕生しました。スポーツジムやヘルスケア施設で、トレーニング前後の自然な流れの中で、全身360度の3D映像と29項目にも及ぶ身体の数値を、計測・データ化できる3D計測サービスです。わずか3秒のスキャン、所要時間10分で、今の身体のデータを「見える情報」として、見た目と数値の両面から読み解くことができます。

SCANBE baseでは、全身360度のリアルな3Dデータ、全身21カ所の採寸データ、全身8カ所の体積データを通じて、これまで実感と紐づけて可視化することが難しかったからだの変化を、詳細に「見える情報」として確認することができます。 例えば、筋肉の形の変化、胸囲とウエストの比率の変化、姿勢の変化、バランスやパーツの左右差。そうしたからだの状態を複数のデータで確認することで、日々の運動やトレーニングのサイクルをより効果的にできる新しいボディデータ体験として楽しむことができます。
新しい運動習慣の拠点としての「SCANBE base」
ワコールが展開する3D計測サービス「SCANBE」は、これまでインナー売り場を中心に全国約30店舗に導入され、2026年4月末時点で、延べ35万人以上のお客さまに体験されています。その知見を、スポーツジムやヘルスケア施設での利用に広げ、日々の運動やトレーニングの成果を可視化する体験としてアップデートされたものが「SCANBE base」です。

ブランド名には、「健康や身体への向き合い方をより進化させ、新しい可能性を見つける拠点に」という想いが込められています。
たとえば、体重が変わらなくても、筋肉量や姿勢、シルエットはどこか変化しているなと感じる時に、一部の数字だけでは見えづらい運動の成果を「なんとなく変わった気がする」という感覚だけで終わらせず、SCANBE
baseで視覚的に確認することができたなら。理想的な身体づくりに向けて、トレーニングプログラムや食事の内容などを、より効果的な方法で考え、実践できるかもしれません。
定期的に、データを通じて変化のポイントを把握できたら、モチベーションの向上や行動の変化にも繋がっていくのではないでしょうか。
データがひらく、身体の可能性
SCANBE baseは、現在、グラングリーン大阪「SLOW AND
STEADY」や、ゴールドジム銀座東京店、東中野東京店、大阪中之島店に設置されています(※2026年7月時点)。さらに今後は、スポーツジムにおける計測機会の普及をはじめ、スポーツ量販店や競技団体、自治体、研究機関などへの展開も視野に入れています。
実際に体験した人からは、「身体の外形を撮る機会が新鮮。」「自分の姿勢のゆがみ(猫背、左右の肩の高さの違い)や左右差に気づくことができた」「SCANBE
baseで1ヶ月後にまた計測してから筋トレの成果を見たい、成長具合を知りたい」と、身体を多角的な視点から見る体験自体の感想と、もっといろいろな目的で活用してみたいという声が寄せられています。
データを見ることによって、自分の身体に対する新たな発見や、こうしてみよう、といった視点が、次々に生まれています。

身体の見た目の状態、変化の過程を数値やデータとして記録していくことで、新しい自分の可能性を知る体験は、より深まっていくはずです。
SCANBE
baseが目指しているのは、測って終わる一時的な体験ではなく、変化を見つめ進化に繋げる体験です。自分自身を見た目と数値で可視化し、客観的に捉えることで、運動やトレーニング、日常のモチベーションが向上する。変化を感覚だけではなく、見えるデータとして確かめ、日々の行動や新しいアイデアに繋げる。そして、その気づきが次の行動をよりよい形へと変えていく。
SCANBE baseは、これからのボディデータ活用の新しい可能性をひらいていきます。