mv.jpg

京都女子大学 × 株式会社ワコール

京都女子大学 第68回藤花祭 × 株式会社ワコール コラボ企画

ワコールの目標は「世の女性に美しくなって貰う事によって広く社会に寄与する」こと。日々の活動の中で、ワコールの伝え続けていきたい下着文化と、若い女性とのコミュニケーションの接点を常に探っています。

今回は、広報宣伝部の啓発ワーキンググループメンバーが中心となり、京都女子大学の学園祭実行委員会を通して、学園祭に向けて「ワコールとのコラボ企画運営メンバー」を有志で募りました。運営メンバーに「下着の役割・重要性・機能」への理解を深めてもらい、本人達の実感と共に「同世代への下着文化の伝達の一役を担ってもらう」という目的でスタートした試みです。9月のワコールでの会社見学・ワークショップ・アイデアブレストに始まり、カラダにぴったり合ったセミオーダーのデューブルベブラ体験、採寸実習と下着調査を行い、2015年11月1~3日の京都女子大学第68回藤花祭(学園祭)にて「藤花祭実行委員会×ワコール」のコラボ企画発表が実現しました。

REPORT

2015.09.11

ワコール本社にて、運営メンバー・ワコールメンバー集合&1日ワークショップ(前半)

ws1.jpg

ワコールミュージアムとワコール人間科学研究所の見学

ws2.jpg

ワコールの会社説明、下着セミナー

ws3.jpg

採寸実習

2015.09.11

1日ワークショップ(後半)

ws4.jpg

ws5.jpg

後半は、2班にわかれて、下着に関するワークショップを実施。下着に関して興味のあるポイントや調べてみたい事など、意見を出したのち、まとめを発表。学園祭までに取得するアンケート内容を企画し、グループを決定。役割分担を行いました。

また、この後、藤花祭までの宿題は、ぴったり合ったブラ体験のためにワコールセミオーダー「デューブルベ」のラクエ四条烏丸サロンにてブラをオーダーし着用する事。 3グループに分かれてアンケート実施、分析、ポスター作成。採寸復習会&藤花祭に向けたミーティング と、後期の授業が始まり課題等で忙しい中、また、学部や学年が違いミーティングの時間もとれない中、皆さん発表に向けて、熱心に取り組んでいただきました。

2015.11.1~3

藤花祭でのコラボ企画実施(展示・採寸)

ws6.jpg

ws7.jpg

ws8.jpg

藤花祭3日間のコラボ企画ブースへの来場者はのべ355名、うち採寸実施は171名、セミナー受講者は30名でした。自分から「測ってもらえるんですよね?」と部屋に入って来た方も多く、自身のサイズに対する興味はたいへん高いと感じました。並んだ下着やパネルを前に、友人同士で下着をについて話が盛り上がる光景が多くみられました。メンバーもその会話に加わり、この2か月の間で身に着けた知識や体験を語る姿が見られました。

2015.11.1~3

藤花祭でのコラボ企画実施(セミナー実施)、メンバーの声

ws9.jpg

ワコール ボディコンサルタントによる下着セミナー

ws10.jpg

■参加メンバーの感想(抜粋)
●M.Kさん
女性として生まれたからこそ持つこの意識を生かして、たくさんの人に下着の持つ魅力を伝えられたことはとても良い経験となりました。そして同世代の子たちの下着への意識、自分の身体への意識…。
調べ学習だけでなく採寸のワークショップで様々な考え方を聞くことが出来て良い刺激になりました。この経験は今後自分の進みたい道に行く上でかけがいのないものとなると思います。

●H.Sさん
下着について自主的に調査することでより興味が湧きましたし、知識が深まりました。そして、来場された方々に今回学んだ知識をお伝えして下着に関する理解を深めて頂けたことにとてもやりがいを感じました。本当に今回の企画に参加できて良かったです。

●T.Mさん
本当に迷いながらも一人で応募しました。大学生となるとずっと友達と一緒って訳にはいかなくて、一人で行動してみるのも意外と清々しくてそこで新たに人と巡り合えることって大切なんだなと思いました。これからは自分の行動範囲をもっと広げていきたい、と思えるようになりました。

●Y.Rさん
大きなものを得ることができました。何かに本気で取り組んでいる自分自身の姿を知れたことです。刺激はないけれど傷つかない生活を送っていた自分自身の、何かを変えることが出来るかもしれないと思い参加させてもらった今回の企画で、確実に今までとは違う自分になれたと実感できました。

●K.Hさん
同年代の子たちや親御さんに自分が学んだことを教えてあげることができたのは学祭という環境でなければできなかったことですし、自分が学生だからこそ共感できるものがあったりしたので良い機会だったと思いました

●T.Sさん
アンケートやポスターを作ったりするのが初めてだったのでとてもいい経験となりました。皆で作ったポスターを見て、参考になったと感じてくれた人が沢山いらっしゃって嬉しかったです。本当に楽しく、良い経験となりました。

●N.Hさん
採寸では、想像以上に自分のサイズを知らない方が多く、アンダーのサイズが10cm以上違ったりする方も多かったので、たくさんの方に採寸してもらい、違いを知ってもらってお店で見てもらおうって言っている方がたくさんいてよかったと思いました。

●K.Eさん
今回強く感じたことは、意外にも同年代の女性が下着に関心をもっているということです。予想では、胸に自信のある方や元々関心がある人しか来ないだろうと思っていましたが、「胸に自信がない・・・」という方や、採寸をしたことがないという方も多く、ワコール本社の研修や資料で得た知識を全て伝えたいと思いました。デューブルべさんで教えてもらったことも伝える事ができて嬉しく思います。

●K.Mさん
参加して、下着に対する考え方が大きく変わりました。今までは可愛いものだと嬉しいなくらいにしかとらえていませんでした。この企画を通して下着や女性の身体のことについて学んで、下着の重要性を知りました。自分が学んで感じたことをたくさんの人に知ってもらいたいと考えるようになりました。

■この企画に携わったワコールメンバーより
色々と手探りで進めてきた初の試みでしたが、来場された同世代の女性達に運営メンバーの「下着への想い」が伝わったと共に、今後の下着選びや自身のからだを見つめるきっかけになったのではないかと思います。
また、新たな人間関係の中で、社会人と共に、自分たちで考え・動き・つくり上げていくという経験が、今後の学生生活や職業選択、社会に出てからに少しでも役立てば、私たちワコールメンバーも嬉しく感じます。私たちにもたくさんの気づきがありました。皆さん、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。