春夏秋冬の四季をさらに分割した「二十四節気」。移りゆく気候や気温、草花の生育、季節の行事…。こうした季節のものごとに囲まれて、私たちの暮らしや健康は成り立っています。
季節の流れとともに暮らすことは、自身をいたわり、養生*することにもつながります。
節気を意識して、少しだけ丁寧に暮らしてみませんか。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
「二十四節気」とは、中国発祥の季節の移り変わりを示す指標です。
古くから日本でも採用され、季節行事や暮らしの知恵も二十四節気にそって多く実践されています。
【そうこう】
早朝に霜が降るという意味をもつ「霜降」。
10月23日頃からをさし、山々では紅葉が始まります。深まる寒さに向けて、からだも冬仕様に準備を始めましょう。何より肝心なのは、からだを冷やさないこと。特に手足や首元のあたため対策はていねいに。
また、自律神経が疲弊しやすいこの時期、かぜをひいたりアレルギー症状が現れたりしていませんか。寒さやどんよりした天気が続くと、気持ちが落ち込む人もいるかもしれません。
症状がひどくなる前に、深呼吸やブリッジなど、簡単にできるケアや運動を始めて。からだとこころのコンディションをととのえて、きたる冬を元気に乗り切りましょう!