YojoDays

二十四節気の過ごし方

春夏秋冬の四季をさらに分割した「二十四節気」。移りゆく気候や気温、草花の生育、季節の行事…。こうした季節のものごとに囲まれて、私たちの暮らしや健康は成り立っています。
季節の流れとともに暮らすことは、自身をいたわり、養生*することにもつながります。
節気を意識して、少しだけ丁寧に暮らしてみませんか。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること

処暑の過ごし方

【しょしょ】
暑さがおさまり秋の気配を感じる「処暑」。
8月23 日頃からをさし、猛暑の峠は越すものの、まだ食中毒に注意が必要です。
立春から数えて200日目となる9月1日は、昔から台風が来るといわれ、気圧の変化によるぜんそくや肺の病気が気になり出すころ。
肺のケアには、きれいな空気をからだの奥まで吸い込む大きな呼吸を試してみて。
山や海など自然の多い場所に出かけておいしい空気を入れれば、自律神経の調整にもつながります。
日は短くなっても早寝早起きをし、自然由来の食材を取り入れるなど、丁寧な暮らしを。
味噌やしょうゆなどの発酵食品は腸内環境を整え、秋のアレルギー対策としても欠かせません。