タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
秋が深まる10月は、朝晩の気温変化が激しく、体調コントロールが難しい季節です。
つい頑張りすぎてしまうSunタイプさんは、この時期は気温の変化に対応するだけでもからだは疲れるため、頑張ろうとしてもなかなかエンジンがかからないのではないでしょうか。
また、疲労は免疫力の低下にもつながります。もしも、手首や足首が冷えていたら、それは免疫力低下のサインかもしれません。
血管が表面近くにある手首や足首は、リストバンドやレッグウォーマーであたためておきましょう。
また、疲労感が強い方は、カイロなどであたためることも効果的です。ただし、低温やけどを起こさないように注意してくださいね。
10月は秋の終わりです。秋の始まりに感じられた高揚感はだんだんと薄れてきて、もの悲しさを感じやすい時期です。
からだに疲れもたまってきて、「なんとなく気分が乗らない」と感じる日が増えてくるかもしれません。
気分を盛り上げたいときやこころを静かにととのえたいときなど、なりたい気分に合わせて音楽を聴き分けるのもおすすめです。
落ち込んでいて気分を上げたい時は、テンポの速い曲で気持ちを高揚させましょう。
逆にテンポのゆったりとした曲は不安なときなど静かにリラックスしたいときに聴くとこころが落ち着きます。
‟気分を上げたい日、静かにリラックスしたい日…
なりたい気分に合わせて音楽をセレクト。”
10月のおすすめ食材は、しょうがです。
朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってくるこの時期に、血行を促進する作用のあるしょうがを積極的に摂りましょう。
胃腸もあたためるので冷えによる下痢や食欲不振・むくみも解消されます。
しょうがは加熱するとからだをあたためる作用はさらにアップ。油揚げと一緒に炊き込みご飯にするのもおすすめです。
また、この時期に収穫される新米は、おなかをあたため、消化吸収を円滑にし、ストレスを緩和する働きがあります。
疲れやすい人や、食欲がない人はお粥にすると情緒も安定し過ごしやすくなりますよ。
‟朝晩が冷えて体調管理が難しい時期。
からだがあたたまる食材で、こころも穏やかに。”
秋は今までの成果が目に見えて形になる充実の季節です。
Sunタイプさんは、もともとからだが固くなりがちなので、からだをほぐすためにツボを刺激したり、呼吸をととのえながら筋肉を緩めるようにしましょう。
からだを動かすときは、隅々までエネルギーを届けるイメージをしながら、呼吸をととのえて、しなやかな動きを意識してみてください。
また、秋はこれからの寒さに備えて筋肉を鍛える時期でもあります。
ゆっくりと大きな動きをすると、体幹が安定して、全身の筋肉を鍛えることができます。
からだを動かすときは、中心だけでなく、手足の先まで意識を向けてしっかりと伸ばしていきましょう。
‟これからやってくる寒さに向けてからだを鍛えるとき。
まずは体幹を意識してみて。”