タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
秋が始まる9月は、こころが前向きになりいろいろなことに興味がわく時期です。
普段からやる気のあるSunタイプさんはその気持ちが高まっているかもしれません。しかし、無理のしすぎは禁物。
やる気を維持しながら過度な気分の高まりを抑えたいときは、筋肉をニュートラルな状態に保つ動的ストレッチがおすすめ。
上半身を床と垂直を保ったまま、片足を大きく前に踏み出し、その膝が90度になるまでからだを沈み込ませ、反対の足も同様に。活動前に15回程度行いましょう。
9月は秋の中盤で、秋に感じる充実感がここちよく続いています。
ですが、中盤になるにつれ、まわりと比べて自分だけが思うような成果が得られていないと感じることはありませんか?
Sunタイプさんはもっと頑張らないとと無理をしがちですが、充実感は人と比べるものではありません。頭であれこれ考えすぎてしまい、余計な気持ちが生まれてきたら、瞑想をしてみましょう。
リラックスして座り上半身をまっすぐ伸ばし、顎を引いて視線を下げます。呼吸のみに意識を向けていると邪念が消えていくのが感じられるはず。
週に1,2回10分ほど行いこころをととのえてみてください。
‟人と比べることで、気分も沈んでしまいがち。
瞑想で、こころをととのえて。”
9月のおすすめ食材は、さつまいもです。
さつまいもの切り口から出る白い汁が、腸の働きを促して腸の乾燥によるコロコロした便や便秘を解消してくれます。
皮の赤い色素は血行を促進してくれるので、ぜひ皮ごといただいてくださいね。
間食に干しいもをトースターで焼いて食べると◎。
また、この時期旬の栗もおすすめ。栄養バランスも良く、胃腸の機能も高め、筋肉を丈夫にするといわれています。
栗の渋皮には、抗酸化作用のあるタンニンを含むので、すべて取り去らずに皮を残して調理するのもいいでしょう。
‟腸の乾燥から守ってくれる旬の食材、さつまいも。
おやつ代わりにも◎”
秋は今までの成果が目に見えて形になる充実の季節です。
Sunタイプさんは、もともとからだが固くなりがちなので、からだをほぐすためにツボを刺激したり、呼吸をととのえながら筋肉を緩めるようにしましょう。
からだを動かすときは、隅々までエネルギーを届けるイメージをしながら、呼吸をととのえて、しなやかな動きを意識してみてください。
また、秋はこれからの寒さに備えて筋肉を鍛える時期でもあります。
ゆっくりと大きな動きをすると、体幹が安定して、全身の筋肉を鍛えることができます。
からだを動かすときは、中心だけでなく、手足の先まで意識を向けてしっかりと伸ばしていきましょう。
‟これからやってくる寒さに向けてからだを鍛えるとき。
まずは体幹を意識してみて。”