タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
秋が深まる10月は、朝晩の気温変化が激しく、体調コントロールが難しい季節です。
生活リズムの影響を受けやすいAirタイプさんは、特にこの時期疲れを感じることが多いかもしれません。
疲れは免疫力も低下させてしまうため、冬本番を迎える前に、内部環境をととのえて免疫力を上げていきましょう。
おすすめは、牛肉や牛のレバー、ほうれん草、ブロッコリー、じゃがいも、トマトなど抗疲労物質の含まれた食材。
代謝の働きを助けて肉体疲労の回復にも効果が。食事メニューの参考にしてくださいね。
10月は秋の終わりです。秋の始まりに感じられた高揚感はだんだんと薄れてきて、もの悲しさを感じやすい時期です。
疲れも溜まってくるので、疲労感からついつい食べ過ぎてしまうことはありませんか?
この時期は暴走しがちな食欲を上手にコントロールすることが大切。
おすすめは、耳つぼマッサージです。耳の前の真ん中にある突起の少し下部分にあるくぼみにある飢点(きてん)というツボは、食欲を抑える作用があります。
最近食べすぎていると感じたら、食事の1時間前から飢点をマッサージして、食欲をコントロールしてください。
‟つい食べ過ぎてしまう食欲をコントロールしたい。
そんな時は、食事前に耳ツボ刺激を。”
10月のおすすめ食材は、鮭です。
鮭は、気と血を補い、おなかをあたためて胃腸機能を強化してくれます。
鮭に含まれている赤い色素は、エイジングの原因にもなる酸化を抑える抗酸化力が抜群で、その力は抗酸化作用を持つビタミンEの500倍以上!できるだけ天然のものを買い求めましょう。
また、この時期に収穫される新米は、おなかをあたため、消化吸収を円滑にし、ストレスを緩和する働きがあります。
疲れやすい人や、食欲がない人はお粥にすると情緒も安定し過ごしやすくなりますよ。
‟旬の魚、鮭には健康にも美容にもうれしい効能がたくさん!”
秋は今までの成果が目に見えて形になる充実した季節です。
同時に、美味しいものについ目移りしてしまい、食生活も乱れがちな時期でもあります。
暴飲暴食は、内臓へ大きな負担をかけてしまいます。疲れた内臓機能を改善するのにおすすめなのは、骨盤周りの筋肉トレーニング。
骨盤には、消化吸収を行う腸もあるので、腸の働きを良くするためにも骨盤周りの筋肉をほぐすと共に、体幹をしっかりと動かすことで、筋肉を鍛えるようにしましょう。
骨盤周りの筋肉は、呼吸でも鍛えることができますよ。
息を吐くときに下腹部を凹ませるように意識することがポイントです。ぜひやってみてくださいね。
‟内臓に負担がかかる秋の暴飲暴食。
骨盤周りの筋肉を鍛えて、内臓機能を高めて。”