タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
12月は冬もいよいよ本番。寒さで普段より活動量が減ると代謝や筋力が低下しているかもしれません。寒い時期も積極的に動くように心がけましょう。
生活リズムの影響を受けやすい Airタイプさんは、塩分の摂りすぎに注意が必要です。
塩分の摂りすぎは過剰排泄を起こし、腎臓に負担がかかります。塩分の多い食べ物はできるだけ控えるようにしましょう。
また、たんぱく質を多く摂り過ぎると腎臓に負担をかけるため、食事の調節が大切です。主食であるご飯や麺類は食べ過ぎず、おかずからたんぱく質を摂るようにしましょう。
12月は、冬の中盤。朝晩の冷え込みよりからだが凝り固まりやすい時期です。
イベントが多いこの時期は生活習慣が乱れやすく、それは感情の不安定さに発展することがあるため注意が必要です。
こころを安定させるために、来年の計画を立ててみませんか?
今年の成果を振り返りつつ、次の年の目標を立て、そこに向けて何をしていくか、計画をしていきましょう。
これからのことをイメージしたり、計画を立てることは、脳の前頭前野を活性化させ、感情を落ち着かせる効果があるといわれています。
ぜひ、12月のうちに計画を立て、明るい気持ちで次の年を迎えられるように備えてくださいね。
‟今年1年の成果を振り返り、これからやってくる1年に思いを馳せましょう。”
12月のおすすめ食材は、鰤(ぶり)です。
ぶりは、気と血を補い、胃腸の調子をととのえてくれる食材。
特に寒い時期に捕れる「寒ぶり」は、脳を活性化する脂が豊富で、知力や体力をアップさせるといわれています。
お刺身はもちろん、照り焼きやぶり大根にしても美味しくいただけます。
また、豆界のスーパースターである黒豆は完全栄養食品でおすすめです。
血流を促進してむくみを改善、さらに抗酸化作用の強いアントシアニンが豊富で、エイジングケアの効果が期待できます。おせち料理としてだけでなく、年中食べてほしい食材です。
‟旬の「寒ぶり」に舌鼓。
脳の活性化や知力、体力アップも期待できる優秀食材!”
冬は今まで続けてきたことを、コツコツと繰り返していく時期です。
ですが、生活リズムの影響を受けやすいため、内臓に負担がかかりやすく、寒さでからだが冷えるとその負担はさらに増してしまいます。
深部の筋肉を鍛えてからだをあたため、基礎代謝を上げていきましょう。
運動の際は、腕の振り方や足のあげ方など、普段よりもすべての動きを大きくすることがポイントです。
それだけで使う筋肉量が増えて代謝が高まります。
目安は、運動後に息が上がるくらいまで動くこと。息が上がって多くの酸素が必要になるのは、代謝が高まっているサインです。
‟運動をするときの腕の振り方やあげ方の動きを大きくすることで、代謝アップ。”