タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
7月はからだの活動量がピークを迎える一方、疲れも出てくる時期です。
Airタイプさんは、生活習慣の乱れから、おなかのコンディションも崩れがちに。腸内コンディションは、お通じやお肌の状態にも大いに影響があります。
腸内を元気にしてくれる納豆や乳製品、味噌や醤油などの麹類、食物繊維などを多く摂り、艶のあるお肌で夏バテを防ぎましょう。
7月は、暦の上では夏の終わりの季節で、からだやこころを大きく成長しようとする時期です。
この時期、さらに成長を促すためには、こころをととのえることが大切。不安や悩みなどは、消化機能の低下を招くなど体力を消耗してしまいます。
そんなときは、おへそから5センチ下にある丹田(たんでん)のツボがおすすめ。
背筋を伸ばして椅子に座り、丹田に両手を添え、顎を引いて目を軽く閉じ、鼻から息を吐き切ってください。
その際、丹田が固くなり、下腹部が少し凹むのが感じられたら◎。また、吸うときは下腹部が膨らむのを感じましょう。
‟不安や悩みは、消化機能の低下などを招くことも。
丹田のツボでととのえる。”
7月のおすすめ食材は枝豆です。
枝豆は暑さで食欲が落ちた時に摂ると、疲労回復効果が高く、血液も補えるといわれています。
いつでも食べられるように冷蔵庫に常備しておくと良いですよ。
また、本格的な夏が到来する前に、夏バテ予防として積極的に小豆・トマト・人参・パプリカ・鰹・レバーなどの赤い食材を摂ってみましょう。
‟食欲が落ちたときや、タンパク質の不足には枝豆がおすすめ。”
夏は成長の時期です。からだもこころも活動モードになりますが、春からずっと頑張り続けてきた心身に疲れも出てきます。
この時期は、あれこれと考えを巡らせずに、頭の中をできるだけ空っぽにして、ただただ楽しく動く時間を大切にしてみて。
頭を無にして動くことは、やってみると意外と難しく感じるかもしれません。
そんなときは、リズムを保ちながら楽しく動くだけでOK。
お気に入りの歌を口ずさみながら、メロディに合わせて歩いたり呼吸して、こころのおもむくままに動いてみましょう。このとき歌のテンポは早すぎないのもポイント。
‟リズムにのせてからだを動かしてみて。
頭の中が空っぽにできると◎”