タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
8月は夏の終わり。疲れもたまり、憂鬱な日も多いかもしれません。
もともとからだの状態と活動量がアンバランスなWaterタイプさんは、夏の疲れによりからだの力が低下しているため、まずは肺活量を鍛えることが大切です。そのためには深呼吸をしてみましょう。
大きく息を吸い込み、2~5秒息を止めます。次に吸い込んだ息を全部吐き、その状態で再び息を止めてください。
コツは、目一杯吸い込み、肺の中の空気を全部外に出す感覚で吐くことです。ぜひ試してくださいね。
8月は、秋の始まり。からだやこころもやる気や充実感を感じる時期です。
ただし、体調面では、昼間の暑さと夜の涼しさに落差があり、おなかの調子が悪くなったり、免疫力が低下することで風邪を引いたりしがちです。
特に、暑い昼間は呼吸が浅くなり、肺の換気が上手にできず細菌やウイルスを溜め込みやすいことから、しっかりとした呼吸が大切です。
スムーズな呼吸を行うためにも、呼吸に関係のある首周りの筋肉をほぐしていきましょう。
伸ばしたい筋肉と反対側の首を曲げ、痛気持ちいいところで10秒ほどキープするストレッチがおすすめです。
‟暑さが続き、呼吸が浅くなっていませんか?
深呼吸に必要な筋肉をほぐしましょう。”
8月のおすすめ食材は、モロヘイヤです。
カルシウム、β-カロチン、ビタミンC・Eの量は、野菜の中でもトップクラス。
モロヘイヤの粘りは粘膜や細胞に潤いを与え、酷暑で受けたダメージを修復へと導きます。
また、食物繊維も豊富です。ただし便がゆるめの人は控えめに。
また、8月は秋の始まりという季節の変わり目。
空気も乾燥してくるので、からだを潤し、空咳を防ぐ梨もおすすめ。(おなかが冷たい等、冷え性の方は控えめに)
酷暑下での冷たい飲食による胃腸ダメージ等で夏バテを残さないように、できるだけあたたかい食事を心がけて夏バテを残さないように過ごしてくださいね。
‟栄養たっぷりのモロヘイヤで、酷暑によるからだへのダメージを修復!”
秋は今までの成果が目に見えて形になる充実の季節です。
Waterタイプさんは、冬に向けて筋力をつけるとともに、代謝を上げることで基礎体温をあげるような準備を行いましょう。
筋力をつけるためには、胸まわりの筋肉をゆるめながら、大きな動きを意識したトレーニングをすることが効果的です。
その際、呼吸を意識することが大切です。
呼吸が少し弾むくらいにすべての動きにリズムをつけて行うこと、呼吸は短く行うこと、そして強く吐くこと。これらを心がけるだけで運動の強度はぐんと高まり、全身の筋肉が鍛えられます。
‟大きな動きを意識した運動と、少し弾むくらいの呼吸で運動負荷をぐっと高めて◎”