加齢によってバストは下がる~ブラでバストケア※を始めよう~

20代から始まるバストの下垂。個人差はあるものの、エイジングによるバストの変化は誰にでも訪れます。
からだにあったブラジャーはバストラインをきれいに整え、「揺れ」を軽減し、快適な動きをサポートします。
自分のからだの「今」と向き合って、ブラジャーで美しいバストラインを手に入れましょう。
※「バストケア」とは、からだのサイズを測って自分に合うブラをつけて、バストを重力から守ることです。
<バスト>の加齢変化ステップ

丸い形。垂れていない。

上胸のボリュームが落ちる(脇側がそげる)

バスト下部がたわみ、乳頭が下向きになる。

バストが外に流れる。バスト自体が下がる。
バストの年代別ステップの割合

出典:ワコール人間科学研究所
バストのエイジングを知る~バストが下がる原因~
バストが変化しやすいのは、その特有の構造が関係しています。バストは「乳腺」と「脂肪」、それらを支える「クーパー靭帯」などからできています。バストに「筋肉」はないため、運動等で鍛えることはできません。
バストの加齢変化には、大きく3つの要因が考えられています。
- 〈変化の要因1〉
加齢によるホルモンバランスの変化により、「脂肪」と「乳腺」の割合が変わり、バスト全体がやわらかくなる。 - 〈変化の要因2〉
加齢により皮ふの表面の弾力性・柔軟性が低下し、バストを支える力が弱くなる。 - 〈変化の要因3〉
バスト自体にかかる重力と、揺れなどの外部からの刺激が長時間継続すると、バストを支えるクーパー靱帯にストレスがかかり伸びてしまう。
これらの要因が重なり、バストは下垂していきます。妊娠出産、授乳を経験された方は、産前産後のバストの変化にびっくりされた方も多いでしょう。
ワコールでは、やわらかくなったバストを活かしてバストラインを美しくみせる、など、バストの加齢変化ステップに合わせた設計のブラジャーも販売しています。
ブラジャーが合わないと感じたら、それは加齢のせいかも
バストは日々変化しています。いつの間にか胸が下がっているのに気が付く…というのもよく聞きます。
アンダーバストとトップバストのサイズが変わっていないのに、いままでのブラジャーが合わなくなった、という方や、体重やアンダーバストが変わっていないのに、ブラサイズが変わったという方は、バストの形が変わってきているのが原因かもしれません。
バストラインを美しく整える、自分のからだに合ったブラジャーを選びましょう。
サイズだけでは正しいブラジャーは選べない
採寸した結果、バストサイズが20代のころと変わらなくても、20代のバストに合うブラジャーを、40~50代の方がきれいに着用できるとは限りません。少し動いただけで、背中に食い込んだり、カップが浮いてくることがあります。これは、加齢変化により、バストの形ややわらかさが変わるためです。
バストに合ったブラジャーを身に着けると、バストラインをきれいに整えるのはもちろんのこと、揺れなどの外部刺激を軽減し、快適に過ごすことができます。
自分のからだを知り、自分のバストに本当にあったブラジャーを見つけるには、プロである下着販売員に採寸してもらうこと、が大切です。そして、必ず試着をし、着用感を確かめること。
毎日正しく着用するために、正しいブラジャーのつけ方をマスターしましょう。
正しいブラジャーの着用方法はこちら
→<ブラジャーの正しい着用方法をマスターしよう>のページへ
日常生活のバストケア
※「バストケア」とは、からだのサイズを測って自分に合うブラをつけて、バストを重力から守ることです。

日常生活のなかでバストは、「重力」によって下に引っぱられています。
さまざまな姿勢をとる昼の日常生活時に、バストは下へ引っぱる重力の影響を受け、
皮ふは伸ばされています。
例えば「前かがみをしているとき」「腕を上げているとき」動作のたびにバストは動 き、バストの皮ふは伸ばされています。
無重力状態に近いまる胸にととのえることで、バストの皮ふ伸びを抑えることができます。
バストを「重力」から守る新しい発想のブラジャー 重力に負けない『バストケアBra』について詳しくはこちら
→ワコール 重力に負けない『バストケアBra』
→ウイング 重力に負けない「バストケアBra」
ナイトブラも必要です
寝ている間のバストをささえる構造のブラジャー「ナイトアップブラ®」をおすすめします。ワコール人間科学研究所の研究をもとに寝姿勢で変形するバストを包み込むようにささえ、適正な位置に安定させる設計です。
睡眠中のバストの不快感をやわらげて、ここちよい眠りへと誘います。
しめつけ感のあるブラジャーで寝ている方は、寝るとき専用のナイトブラをぜひお試しください!