睡眠時につけるブラジャーを「ナイトブラ」と呼ぶ人が増えてきたような…。そこでみんなはどの程度着用しているのかを調査してみました。「つけている」との回答は26％と3割弱の方がナイトブラを着用しているようです。

「つけてないと落ち着かない」「4年以上使っていて、ナシでは寝られない」という愛用者の声や、「しっくりくるものに出会えていない」「どんなのを選べばいいか分からない」という選び方に戸惑っている声もチラホラ。

みんなのナイトブラ事情をチェックしてみましょう。

寝ている間のバストは重力の方向に流れてしまっていて、この動きで皮ふが引っぱられることも。ですが、昼間用のブラジャーでは、バストへの重力のかかり方が違うため就寝中のバストをやさしく支えることができません。
就寝時に流れるバストを支えるよう設計された商品が「ナイトアップブラ」。バストを適正な位置に安定させれば、睡眠中の不快感もやわらぐかもしれません。

もっと詳しく「寝るとき専用のブラ」のことを知ってみましょう。

長年にわたり女性のからだの研究を続けてきたワコールですが、「重力からバストを守ること」をテーマにカンファレンスも開催しています。発表によると、「日常生活や睡眠時などでもバストは動き、皮ふは動きに合わせて伸びたり縮んだりしている」そう。睡眠時は想像している以上に、バスト周辺の皮ふが伸縮を繰り返しているのです。

また、バストのエイジングのステップによっても違いがあるとのこと。加齢とともにバストは、乳腺組織を支えるための「クーパー靱帯」の収縮や、脂肪の割合が増えてやわらかくなっていき、形も変化していくと言われています。「重力で引っぱられたときには、引っ張り返す力が弱くなる」ということも新たに分かったそうです。

睡眠時にあなたのバストがどんな動きをしているか、研究結果を詳しくチェックしてみましょう。

ナイトブラを手離せないと感じている人はどんなところに魅力を感じているのでしょうか？ナイトブラ愛用者にリアルな実感や愛用理由を聞いてみました。（ワコールWEB調査923人）

ナイトブラの愛用者の74％が毎日つけていて、「愛用歴2年以上」の人も約半数いるんです。たとえば「ノーブラより安定感があってどんな体勢でも安心していられる」「ノーブラで寝ると胸がジャマに感じてしまう」などが代表的な意見です。つけていると、バストが安定して昼用のブラよりしめつけ感がないということが、選択のポイントかもしれません。

ナイトブラデビューにぴったりの一枚や、ついもう一枚欲しくなる“セカンド”ナイトブラが見つかるかも！

妊娠や授乳期に適したナイトブラがあることをご存じでしょうか。
カップの構造を表裏で切り替えることで、授乳がしやすく妊娠中から授乳中まで長く使うことが可能です。マタニティ期のバスト変化を考慮した細かいサイズ対応もあり、横向き寝のバストが流れにくいようにやさしく包みこんでくれます。

読者レポーターのママ3人が、実際に妊娠・授乳期専用のナイトブラを着用したレポートもあるので、気になる方はのぞいてみてください。