美しくあるための研究
ワコール人間科学研究開発センターは、「美しさ」を追求する女性たちの思いに応えるワコールのものづくりを、科学の視点から研究しています。
1964年の設立以来、毎年1千人近くの4歳から69歳までの女性の人体計測を行い、
これまでに延べ約45,000人以上のデータを収集してきました。
その中でも、同じ女性を30年以上にわたり追い続けた「時系列データ」は、他に類を見ない貴重なデータと言えます。
さまざまな蓄積されたデータから、日本人女性の美しさの指標や、女性のからだがどのように加齢変化していくかを分析し、年代を超えた美しさや、年代ならではの美しさを見つけてきました。
あらゆる女性のからだの「美しさ」を計測から見つめ、世の中の女性たちが素敵に輝けるお手伝いをしています。
美しさを支える3つの柱。「美」「快」「健」
女性がいつまでも美しくあるためには、さまざまな条件がありますが、今日では、健康で快適に暮らすことこそ、美しさにとって最も大切なことと言えます。外見だけ装ったとしても、内面からあふれでる本来の美しさには及びません。
この、美しさ、快適、健康、の3つを追求し続けることこそ、ワコールが人間科学研究開発センターを設立した目的と言えます。
女性の人生を計測する。「時系列データ」
この世に誕生してから、歩き始め、元気に遊び、胸が膨らみ始め、初潮を迎え、徐々に大人の女性に成長し、結婚、出産をなどを経験し、女性のからだは年齢と共に変化していきます。
私たちは、ひとりの女性のからだの変化を30年以上に渡り、継続計測しつづけています。この貴重な人体計測データこそが、女性の人生に寄り添うワコールのテーマ「ゆりかごからゆりいすまで」の考えであり、すべての年代、すべてのサイズの女性がより美しく、ここちよく着用いただけるためのものづくりの基本となっています。