人が住まなくなって役目を終えてしまう町屋を再生させる女将。細やかな配慮と炬燵のようにほっこりとした暖かみで、京都を体験してもらうよう奮戦中。
女性では珍しい瓦葺きの職人として、京都の瓦屋根を守ってきた岡崎さんの職人としてのまっすぐな、また一人の女性としての生き方に触れてみます。
伝統の文化から生み出された女性にやさしい胡粉ネイルを現代に。爪は小さなキャンパスだけれど、そこに大きな夢を描いている石田さんのお話を伺います。
衣装係の裏方の経験から、女性を美しく変身させるのはお手のもの。お望みのままに現代女性を舞妓から花魁まで仕立てます。いつもパワフルな岡村さんの人柄に触れます。
この人の行くところ、みんな笑顔。綵鳳(さいほう)さんの「愛され力」は、老若男女問わずに発揮されます。人呼んで「磁石女」。京都の濃密さを東京にて発信中。
Lantana代表 加藤亜沙美さんは、自分が感じる着物の良さを多くの人に感じてもらいたいと、出張着付けに東奔西走。身近な生活の中で「着物」を感じてもらえる一瞬を大事にしています。
自ら経験したことから得た教訓を若い女性たちに伝え、美しく生きることを教える。和菓子から新たな文化を生み出す。多方面で活躍する田丸さんを追って、その生き様を探ります。
女性では珍しい人力車夫。細やかな心遣いととびっきりの笑顔で観光客をお迎えする松村さん。いつでもどんな時でもニコニコ。その笑顔の秘密とパワーの源を語ってもらいました。
1500年の伝統ある手すき和紙。職人が守るその尊い営みを後世に残そうと、一人工房に飛び込み、新たな分野で生き残りを賭けた挑戦をしてきた堀木さんに、熱く語っていただきました。
京都服飾文化研究財団KCIで中世ヨーロッパの歴史的ドレスを修復することを担当している上山さん。先人から何を受け取り後人に渡していくのか、その思いをお聞きしました。
2009年陶磁器ブランド"Sione"を発表。"京もの"に新たな一ページを加え、広く海外にも紹介されている河原さんに、器で作り出すおもてなしの文化をお聞きしました。
京都・西陣で130年続く呉服商のかたわら、美しい所作やおもてなしの心を観光客に伝えておられます。古い町で新たな試みを行う田中さんの思いなどを聞かせていただきました。