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    毎日を充実させる睡眠の法則㊵

月曜日から1週間をスタートするのをやめてみる

生体リズムを上手に使う


毎日行う睡眠は、サーカディアンリズム
(サーカ:おおよそ、ディアン:1日)
という生体リズムによって成り立っています。

生体リズムには、1週間よりも長いリズムや短いリズムがあります。
生体リズムを意識して生活してみると、
脳やからだにかかる負担を減らすことができ、
このような考え方が、時間医学という分野で研究されています。

月曜日はからだに負担がかかる


月曜日の朝は「今日からまた仕事か」
と憂うつな気分になる人も多いと思いますが、
これは、個人の価値観やモチベーションの問題だけではなく、
生体リズムの影響でもあります。

月曜日スタートをやめる
10万人以上の例を対象に、心筋梗塞発症の
1週間の時間分布を解析した研究では、
月曜日の朝が最も発症した例が多く、
次いで木曜日が多いことが明らかにされました。

このことから、7日間周期のリズムと、
その半分である3.5日間周期のリズムがあると考えられています。

もともと生体リズムとして、月曜日の朝に、
心拍などの自律神経系に負担がかかっていると考えると、
月曜日の朝から1週間を始めることはリスクが高いことが分かります。

日曜日の休日や、水曜日のノー残業デーを設けたことで、
月曜日と木曜日の朝にかかる負担を増やしてしまっているとしたら、
生体リズムと働くことの両面で負担がかかってしまいます。

そこで、金曜日を1週間のはじめと考えて生活してみると、
月曜日の朝だけに集中するリスクを避けることができます。

金曜日を1週間の始まりだと考えてみると


金曜日は1週間の終わりですが、
この日を1週間の始まりだと考えてみます。

すると、次の月曜日から木曜日までの仕事も見通しやすくなり、
始まりの金曜日のうちにやっておけば、
1週間のやるべきことが回しやすくなることに気づくと思います。

週のはじめと考えると、金曜日にはコンディションを整えようと
早めに眠ることができて、土日が充実するかもしれません。
そして、月曜日には金曜日に準備ができていることで、
作業の負担が減っています。

生体リズムでは負担がかかっていますが、
作業の負担をずらすことができれば、
月曜日の朝をラクに過ごすことができます。

菅原洋平 菅原洋平

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。

あなたの人生を変える睡眠の法則
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則

イラスト/菅原洋平
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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