すいみんコラム
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    毎日を充実させる睡眠の法則51

眠りに困っている人がいたら

眠りに困っている人がいたら


「昨日も眠れなくて・・・」
「実は眠れないから病院でもらった薬を飲んでいて・・・」
そんなお悩みが、世間話の中でぽろっと出ることも、
よくあります。

眠りの相談を受けたら、まずやるべきことは
「記録を書くこと」です。

おとといの睡眠は覚えていない


私たちは、おとといの睡眠を正確に思い出すことができません。
何時に眠って、何時に起きたのか、
正確には答えられない。

そのせいで、
「最近眠れていますか?」なんて聞かれたら、
「全然眠れなくて・・・」とか、
「一睡もしていなくて・・・」と答えてしまうことがあります。

「全然眠れなくて」と言っても、
実際には朝方や昼間にうとうとしていることは、
あるものです。

相手から「全然眠れない」なんて言われたら、
びっくりして慌ててしまいますが、
そこは、誰でも正確に覚えていないもの。
慌てずに、昨晩から今朝までの睡眠を図におこしてみましょう。

睡眠の記録をつける3つのポイント


睡眠の記録は簡単につけられます。
時間の帯をつくり、
眠っていた時間を塗りつぶし、
ベッドにいた時間に矢印を引く。
これだけです。

vol.51_見える化 例えば、
6時に起きる生活で、23時に就寝したけど、
結局寝ついたのは3時くらいだった場合は、
23時から6時に矢印を引いて、
3時から6時を塗りつぶします。
途中で目覚めていたら、
その時間は塗りつぶしません。

「昨日は何時にベッドに入った?」
「途中で起きた?」
「何時頃眠ったと思う?」
「何時に起きた?」
と聞いてみれば、1日の記録が出来上がります。

記録ができたら、
「こんな感じ?」と相手に見せてみると、
「そうそう、そんな感じ・・・」と言ってくれるはず。

相手はこのとき、
「そうそう」と言いながら、
「(それでも朝方は3時間くらい眠ってたんだ)」と、
自分のことを客観的にとらえています。

これで一段階、
眠れない不安から離れることができます。

実は、あいまいな記憶で「眠れない」ということで、
自分が不安になってしまうのが、
寝つきが悪くなる1つの要因だと考えられているからです。

眠りが可視化できたら、
本人に続けてつけてもらえると、
自分で睡眠を整えていくことができます。

自分で睡眠の記録を書くときは、
3つポイントがあります。

まずは、朝書くこと。
睡眠の記憶はすぐに忘れてしまうので、
覚えているうちに書いておきます。

次に、手で書くこと。
今どき手書き、と思うかもしれませんが、
手を動かして塗りつぶしていると、
「結構眠っているかも」という感覚が得られます。

最後は、適当に書くこと。
正確に書くことよりも、自分の睡眠の感覚をつけることが大切です。
提出物ではなく、自分のためにつけるので、
寝つくまで時計を見続けたり、
夜中に目覚めて時計を見ずに、感覚でつけてみましょう。

菅原洋平 菅原洋平

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。

あなたの人生を変える睡眠の法則
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則

イラスト/菅原洋平
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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