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●睡眠の法則
毎日を充実させる睡眠の法則174
夜になっても頭が騒がしくて眠れない
眠ろうとすると気持ちがソワソワしてしまうことがありますか?
1日中動いて疲れているはずなのに
眠る時間になっても気分が落ち着かず、
「まだ何かやり残しているような・・・」
「このまま眠ると世の中の流れに置いていかれるような・・・」
と感じて
なかなか眠る気にならない。
実はこれ、
昼間のちょっとした行動で改善することがあります。
まずは、頭の中が騒がしくなってしまう理由です。
脳は、
目にした情報に反応し続けると、
情報から離れたときに反応する情報を求めてソワソワします。
昼間の行動が
情報に反応する形式になっていると、
夜になっても頭の中のソワソワが鎮まりません。
ソワソワの対策に使えるのが、
脳の記憶の仕組みです。
脳は、
空間を移動したときに、
記憶を一旦区切って保存します。
つまり、
場所を移動するたびに
情報に反応する形式から
自分の考えで動く形式に変えれば、
ソワソワする気分をリセットすることができます。
ベッドから出た直後。
作業するテーブルに座った直後。
トイレから帰った直後。
外出から帰った直後。
など、場所を移動した直後は、
自分の作業に能動的に手をつけて
行動の主導権を取りましょう。
自分の作業にちょっと手をつけてから
メールやチャット、SNSを見るなど受動的なことをすると、
脳は「このメールは今の作業のこの部分に関係するな」と
作業に活かす内容として理解します。
情報に反応する形式から
自分の行動に情報を利用する形式に変わるのです。
たったこれだけのことですが、
夜になると
いつもより頭が静かになっていることに
気がつくと思います。
「忙しい」とか感じたり
作業がなかなか進まないときは、
サッと席を立って部屋を出て、
戻ってきたときに自分の作業から始めてみましょう。
行動の主導権を取り直せば、
ソワソワした気分から離れることができます。
菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則2.0
イラスト/菅原洋平
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