制作過程

プロジェクトの概要・スケジュール説明と、ワコールの歴史、商品等の資料展示見学（ワコール本社）。次世代のインナーウェアに辿り着くためのワークショップを学生とワコールの方々を交えて行う。

足掛かりとして「インナーウェアの可能性」と「インナーウェアの素材」について、各自がそれぞれ5案以上提示し、リサーチテーマを抽出する。その後グループ内の各自のレポートからリサーチテーマをより具体的に探る。

決定したリサーチテーマを各々グループに分かれ、グループワーク最終発表に向けてリサーチを行う。同時に個人がこれから制作するアイデアを考え始める。

あらゆる人が美しさを共感する要素Xをとりいれるために過程、状況を検証し、作るモノに落とし込むための式を導きだす。

身体について悩みと病気をリサーチし、それに対するアプローチ•解決策を探求すると共にインナーウェアに結びつけるための情報を提示する。

ヒトとモノとの未来を予測するための要素を抽出する。

これまで調査してきたグループごとのリサーチ結果を発表し、それぞれ個人の作品に活かしあえるように共有化する。各自のアイデアも発表しこれからの進め方を検討していく。

各自進めてきたアイデアを基に制作テーマを抽出し、カテゴリ化して制作を進めていく。素材を検討したり、様々な実験から自分の理想の形へとアイデアを昇華していく。

具体化してきたアイデアをワコールの方々とミーティングしながら素材の種類、構造などのアドバイスを頂く。また、制作と並行してプレゼンの仕方をワコールの方々から学ぶ。

学内成果発表。学部内の教員、他のゼミの方にプレゼンし、最終発表に向けブラッシュアップしていく。

3ヶ月半に渉って進めてきたそれぞれの最終成果物をワコール本社にて最終プレゼンテーションを行う。さらに、その中から最優秀賞、優秀賞、3点の特別賞を選出する。