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ニュースリリース

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2021.10.04

気候変動課題の解決へ向けて、環境目標2030を設定 ~自社排出量“ゼロ”、製品廃棄“ゼロ”、環境配慮型素材の使用比率“50%”を目指す~

世界中のすべての人々が輝くことができる持続可能な社会と、事業の成長をともに実現するため、ワコールグループはガバナンスや人権、環境などのESG課題に対する取り組みを強化しています。
このたび、深刻化する気候変動課題の解決と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めるため、2030年に向けた独自の環境活動の目標を設定しました。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同(※1)するとともに、グループとして初めてサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(Scope3)の調査を行っており、2022年春には削減目標を開示する予定(※2)です。


環境目標2030
自社排出量をゼロに(対象:国内事業)
温室効果ガスの自社排出量(Scope1、2)「ゼロ」を目指し、順次、再生エネルギーへの切り替えを実施
製品破棄をゼロに(対象:(株)ワコール)
製品破棄「ゼロ」(20年3月期の破棄率は1.0%)を目指すとともに、工場での残材料破棄削減に向けた取り組みを推進
環境配慮型素材の使用比率を「50%」に(対象:(株)ワコール)
再生繊維やリサイクル糸などに切り替えるなど、環境配慮型素材の使用比率「50%」を目指す

また、環境やサステナビリティに対する関心が高まる中、「良い商品を長く使いたい」「環境に配慮した商品を使用したい」という消費者の要望に応えるため、「Wacoal」より環境配慮型商品グループ[Nature Couture(ナチュレクチュール)]の発売を開始しました。
引き続き、「地球環境を守ることは企業の責務である」との認識に立ち、消費者に長く愛していただける“ものづくり”と、環境保全に配慮した事業活動を推進していきます。

※1:TCFD提言に沿った開示については、2022年度に予定
※2:海外事業の取り組みについては、次年度以降、自社排出量の調査から開始(削減目標の設定時期は未定)

詳しいデータと画像は、こちらでご覧になれます。