すいみんコラム
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    毎日を充実させる睡眠の法則㉒

たくさん眠っているはずなのに昼間やたら眠いのはなぜ?

昼間やたら眠いのはカフェインのせいかも!?


しっかり眠っているはずなのに昼間眠い。
そんなお悩みの相談が多く寄せられます。
もしかしたら、その眠気の原因は歯ぎしりかもしれません。

一人で眠っている場合は、歯ぎしりを自覚できないので、
歯医者にかかったときに「歯がすり減っていますね」
「食いしばっていませんか?」などと指摘されることも多いです。

睡眠中に歯ぎしりをしていると、朝起きたときに口内炎ができていたり、
あごが筋肉痛のように、だるくなることもあります。

vol22_歯ぎしり

歯ぎしりをしているときは、マイクロアローザルといって、
脳波上で睡眠が途切れます。
夜中に目が覚めるほどではないので、自覚的には眠っています。
マイクロアローザルによって熟眠感が得られなくなると、
昼間に眠くなります。

眠気覚ましに、コーヒーや栄養ドリンクなど、
カフェイン飲料やカフェインのタブレットを服用すると、
カフェインは歯ぎしりを増強する物質なので、
余計に睡眠中の歯ぎしりが増えてしまいます。

1週間カフェインレスチャレンジ!


この悪循環から脱却するために、
まずは、1週間カフェインレスを試してみましょう。

1週間だけ、飲み物をノンカフェインにしてみると、
朝からぼんやりしていた頭がクリアになってきたり、
昼間の居眠りが減ってくることがあります。
こうなったら、これまでの昼間の眠気は、
カフェインを飲むことによる悪循環になっていたということです。

これが分かったら、その後は本当に好きなカフェイン飲料だけに
限定してみましょう。
「なんとなく朝はコーヒー」「疲れたら栄養ドリンクを飲む」という感じで、
別にそれほど好きではないのに飲んでいるカフェイン飲料をやめてみると、
うまくコントロールすることができます。

歯ぎしり中は夜間も交感神経活動が高いまま


睡眠中の歯ぎしりは、いまだに明確な原因が解明されていません。
自律神経の交感神経活動は、夜間の睡眠中には低下するはずなのですが、
活動が低下しないまま眠ることもあります。
そんなとき、睡眠中に歯ぎしりをすることがあります。

夜間に交感神経活動が高いままだと、
充分な時間、睡眠をとっても疲れがとれません。
仕事が忙しいときは、仕事が終わっても
気分の高揚が鎮まらないこともあります。

そこで、入浴中や就寝前に「10秒間呼吸法」を試してみましょう。
ゆっくり10秒数えながら、1~3まで吸って、
4で止めて、5~10秒で吐き切る。
吐き切ったら、自然に空気を吸い込みます。
脳が眠るための準備を手助けしてみましょう。

菅原洋平 菅原洋平

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。

あなたの人生を変える睡眠の法則
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則

イラスト/菅原洋平
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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