すいみんコラム
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    毎日を充実させる睡眠の法則㉔

脚がむずむずして眠れないときは

眠ろうとすると、からだが落ち着かない


夜になって眠いはずなのに、眠ろうとしてベッドに入ると、
からだが落ち着かない。
脚がむずむずして動かしたくてたまらなくなり、
「もう眠れない!」と思ってあきらめて、
起きてトイレに行ったりすると治る。
「治ったみたい。なんだったのだろう」と思って、
再びベッドに入ると、また脚が落ち着かなくなる・・・。

こんな様子があったら、むずむず脚症候群
(レストレスレッグス症候群)かもしれません。
むずむず脚症候群は、夕方から夜にかけて、
からだを横たえたりして休んでいると、
脚がむずむずしたり、動かしたくなります。

女性が経験することが多く、
睡眠中に周期的に手足がピクッピクッと動く
周期性四肢運動障害を伴うこともあります。

vol.25_レストレスレッグス症候群

まずは眠る前のストレッチを


トイレに行こうとしてベッドを降りたら治るというように、
脚が動いていれば、むずむず脚は起こりにくいのです。

そこで、むずむず脚の予防策として、
しっかりと脚の筋肉をストレッチしておきましょう。
前屈をして、太ももの裏やアキレス腱を伸ばすストレッチを入念にしたり、
入浴中にマッサージすることで、就寝前のむずむず脚を防ぐことができます。

根本的には鉄分の補給が大切


むずむず脚症候群の治療には、
脳内の神経伝達物質であるドーパミンの働きを促進させる
ドーパミン作動薬が使われることがあります。
ここに、むずむず脚症候群を予防するヒントがあります。

ドーパミンという物質はチロシンという物質が原料になっていて、
ドーパミンが作られるためには鉄が必要です。
鉄が不足するとドーパミンが作られにくくなるので、
その結果、むずむず脚を体験するのです。
ということは、普段の生活で鉄分の補給を意識することが、
むずむず脚症候群の予防になります。

むずむず脚症候群は妊娠している時期に
経験することがとても多いです。
また、健康診断などで鉄欠乏性貧血を指摘されたことがある人が、
経験することも多くみられます。

鉄不足になると、むずむず脚が起こるということです。
鉄分は、からだの外から補給しなければ、
自分のからだの中では生成できない物質です。
食品やサプリメントで鉄分の補給をしておきましょう。

菅原洋平 菅原洋平

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。

あなたの人生を変える睡眠の法則
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則

イラスト/菅原洋平
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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