すいみんコラム
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    ■すいみんコラム 

    毎日を充実させる睡眠の法則㉛

一晩眠っていいアイデアをひらめく

眠った方が良いアイデアをひらめく


アイデアを考えるとき、
デスクにしがみついて作業をしていても、
なかなかいいアイデアが浮かばない・・・。
今日中にまとめないといけないのに夜中になってしまった。

ところが、うっかり眠ってしまって朝になったら、
突然いいアイデアがひらめいた、という経験はありませんか?

vol31_ひらめき
実は、これは偶然ではなく、
睡眠がひらめきを生み出す重要な役割を
担っていることが明らかになっています。

眠ることでひらめきやすくなるのか、
ということを調べた実験があります。

この実験では、参加者にある並び数字が提示されます。
参加者は提示された並び数字に応じて、
あらかじめ知らされているルールに基づいて数字を並べ替えて、
できた並び数字の最後の数字を答えます。

これは、それぞれの数字に対して、
その都度ルールを当てはめるので、かなり面倒な課題です。
ただ、この並び数字には参加者に知らされていない隠された法則があって、
実は、回答することを求められる最後の数字は、
この法則が分かれば簡単に答えられるようになっています。

この法則に気づくことを「ひらめき」として、
それが起こるかどうかを実験します。

参加者は、夜に眠るグループと
夜中に起き続けるグループに分けられて、同じ実験を行いました。
その結果は、夜に眠ったグループの方が、
2倍以上も多くひらめきが生まれたことが示されました。

このように、眠ることによって
問題への回答にたどり着きやすくなる、
という実験結果が多数報告されています。

眠っている間は意識がないので、
脳は何もしていない、と考えがちです。
何もしていないと考えれば、
眠るのがもったいないと感じることもあるでしょう。

しかし、睡眠中にも脳は重要な仕事をしている、
ということが明らかになると、
眠っている間の脳の働きを活用しないのは
もったいない、ということが分かります。

判断が難しい案件、今一つ物足りないアイデア、
人生の岐路や大きな買い物など、悩んだら躊躇なく眠って、
睡眠中の脳に解決をゆだねてみるのも良い方法です。

菅原洋平 菅原洋平

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。

あなたの人生を変える睡眠の法則
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則

イラスト/菅原洋平
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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