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●睡眠の法則
毎日を充実させる睡眠の法則165
正しく眠るのをやめてみる
世の中には
より良く眠るための情報が溢れています。
情報に囲まれて、
「正しく眠る」ことに疲れていませんか?
眠っている間も無駄にしないスキンケア
心地よい眠りを誘うアロマ
血行を促進するタイツ
自律神経を整える動画・・・
眠りに良いとされるグッズを買うたびに
眠る前にやることが増えていく。
睡眠薬が及ぼす認知症のリスク
カフェインの睡眠阻害作用
短時間睡眠による健康被害・・
睡眠を脅かす情報に触れるたびに、
「ちゃんと眠らないといけない」と焦る。
正しく眠るための情報を抱えすぎたら
一旦、全部捨ててみましょう。
「今日はちゃんと眠るのやーめた」
そうすると、
自然に眠くなりいつの間にか眠っていて
朝を迎えることがあります。
眠りにいいことを捨てて何故?と思われるかもしれません。
人間の行動は大きく2つに分かれます。
1つは、
自分で考えて試してみる「探索行動」。
もう1つは、
すでに得があることが分かっている行動を使う「利用行動」です。
まず自分で「探索行動」をしてみて
そこで得られた感覚を「利用行動」に使う。
こうしてエネルギーを回しています。
ところが、
今の時代は何も探索していないうちに手に入る情報が
増えすぎました。
ネットや書物で得た情報で「利用行動」ばかりしていると、
自分の感覚が分からなくなっていきます。
そして、
「正しくできているか」ばかりが気になるようになります。
結果、不安になり、
情報を調べ知らないことが見つかると
さらに不安になってグッズを購入する。
自分の眠気や
眠ったときの体の感覚は置き去りで、
毎日の眠りが情報の答え合わせをするようになってしまいます。
情報を一旦捨てて、
眠くなければ眠らなくていいし、
眠くなれば眠ればいい。
そんなふうに自由にしてみると、
眠りの感覚を取り戻すことができます。
重かった体が軽くなった
頭の中がからっぽになってスッキリした
肌のハリがあって顔色がいい
その心地よい感覚で
自分なりの眠り方が更新されます。
無駄な情報は捨てて、
心地よさに従って眠ってみましょう。
菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則2.0
イラスト/菅原洋平
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