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●睡眠の法則
毎日を充実させる睡眠の法則173
梅雨時は眠りにくい?
梅雨の時期になると
頭痛や体のだるさを感じる方多いのではないでしょうか?
それは、気象病や天気痛と呼ばれていて、
なんと、約7割の人が体験したことがあるという調査結果があります。
低気圧が接近すると
耳の奥にある内耳前庭部がその変化をキャッチし、
交感神経活動を高めた結果、
頭痛などの痛みがひどくなります。
気圧が低くなり、
湿度の変化が大きいほど
症状はひどくなり、
睡眠にも影響を及ぼします。
睡眠中の交感神経活動が低下しないと
睡眠が浅くなったり、途中で目覚めやすくなったりしてしまうのです。
この対策を見つけるために
気象病ではない人の自律神経を調べた研究では、
気圧の変化に合わせて
1日前から心拍数や血圧、酸素摂取量が
変動することが明らかになりました。
つまり、
気象病対策のポイントは、
事前準備にあります。
症状が出てから対処するのではなく、
低気圧や台風が接近する前日に
副交感神経活動をサポートすることで
症状を最小限に抑えることができます。
次の2つの事前準備が
おすすめです。
1つは、
就寝3時間前から部屋を暗めにすること。
照度を下げたり、
不要な照明を消すだけで
副交感神経活動が高まり、
唾液が増えたり心拍数が低下したりします。
入浴時に
浴室の照明を消して
脱衣所の照明だけを使用するのも
手軽にできておすすめです。
2つ目は、
就寝前のホットアイマスクです。
目の周りを温めると
心拍数が低下しやすくなります。
入浴中に
温まった手で目を覆ったり、
お湯で絞ったタオルを
目に当てるなどしてみましょう。
天気予報を見ながら、
前日に自律神経のケアをして
体が気圧や湿度の変化に適応できるように
助けてみましょう。
菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。
著書:あなたの人生を変える睡眠の法則2.0
イラスト/菅原洋平
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