およそ1か月の中で起きる月経中やその前後のサイクルでは、女性のからだやこころにさまざまな変化があります。
憂鬱な時もあれば、逆に気持ちが上向きになる時期もあります。
それぞれの時期に合った過ごし方を知ることで、ここちよい時間が少しでも増えたらいいですね。
ぜひ、セルフケアの参考にしてみてください。
月経周期とは、月経開始から次の月経前日までのことで、正常な周期は25~38日とされています。
1回の月経周期は生理中の「月経期」、生理後〜排卵までの「卵胞期」、排卵後〜生理までの「黄体期」の3つに分けられますが、それぞれの時期によって女性ホルモンの分泌量が変化し、その変化はからだやこころにも大きな影響を与えます。
まずは時期ごとの自分の状態を把握し、セルフケアをしましょう。
ただし、セルフケアではかばい切れない痛みや憂鬱さがあれば、我慢せずに婦人科に相談してください。
いつでも頼れるかかりつけ医がいれば、さらに心強いですね。
月経が終わると、エストロゲンというホルモンの分泌量が増え、妊娠に備えて子宮内膜が厚くなりはじめ、その後、排卵が起きます。
エストロゲンは、別名美のホルモンとも言われるうれしいホルモン。血行や代謝が良くなり、肌や髪には潤い・つやが出ます。
また、からだも軽く気持ちもポジティブにいられる時期。どんどんやりたいことをやって、毎日を気分良く過ごしましょう。
筋トレなどの運動に向いている時期でもあります。
日常的に自分にあった運動や食事、睡眠をバランスよく取り入れ、ととのえていくことで、より楽しく快適に過ごしてみませんか?