朝、目が覚めて、からだのスイッチを「ON」にする。昼の間は脳と手足にエネルギーをしっかり届け、夜はからだを「OFF」にして眠りにつく。
食事、運動、そして睡眠。からだとこころの揺らぎを感じながら、1日のリズムをととのえ、ここちよい過ごし方を見つけてみませんか。
夜の間「OFF」になっていたからだのスイッチを、朝の時間を使ってゆっくりと「ON」に切り替えていきます。
日光を浴び、新鮮な空気を吸いましょう。
昼の間「ON」の状態を維持するための、エネルギーのとり方と使い方のコツをご紹介します。
目覚ましが鳴ってすぐに飛び起きると、からだはびっくりしてしまいます。
まずは、ふとんの中でからだを少し動かすようにしましょう。
ゆっくりと呼吸をして、左右に向いたり、伸びをしたり。からだの軸に意識を向けながら、脳にも呼吸を届けます。
ふとんから出たらカーテンを開けて、服を着替え、徐々にからだのスイッチを「ON」にしていきます。
毎朝の異なるルーティンは脳を疲れさせるので、朝の活動は毎日同じことを繰り返すのがおすすめ。
着る服を眠る前に決めておくのもいいですね。
‟ふとんの中でからだを起こす運動を。
徐々に「ON」に切り替えて。”
起きたらまず白湯を飲んで、朝食の前におなかをやさしく起こします。
朝食をとることでからだが「ON」に切り替わり、その後の活動をスムーズに始めることができます。
ただ、たくさん食べすぎるとエネルギーが消化に使われ、脳やからだに行き届かなくなってしまいます。量は少なくていいので、消化のよいものをよく噛んで食べてください。
胃腸に負担がかかる辛いものや油ものは、なるべく避けましょう。
ブラックコーヒーも刺激が強いので、朝一番はミルクを入れると安心です。
少ない量でも、栄養のバランスは大切に。ビタミン・ミネラルをたくさん含む海藻やナッツ類がおすすめです。
‟朝食をとって活動の準備をととのえます。
おなかにやさしい食材をバランスよく。”
午前中に使ったエネルギーを昼食で補います。活動量が少ないデスクワークの方は、量よりもバランスを意識してみてください。
間食についチョコレートを食べがちな方は、ビタミン・ミネラルがとれるナッツやドライフルーツに替えてみませんか?
糖分を摂ると脳は一時的に満足感を得られますが、使いきった後には、逆にストレスを感じてしまいます。
からだとこころの揺らぎをここちよく保つコツは、体内のエネルギーを使って「ON」の状態を維持することです。
長時間ずっと集中しているとからだもこころも疲れます。
脳に負担をかけすぎないよう、ストレッチをしたり少し歩いたり、1時間ごとを目安に気分転換の時間をとりましょう。
‟間食にはナッツやドライフルーツを。
集中したいときほど気分転換を忘れずに。”