A1:②いっしょに乗っている人に
背中を向けず、操作パネルの近くに立つ

密室（みっしつ）のエレベーターは外から見えないから、急におそわれるという危険（きけん）がひそんでいるよ。

そういった危険を遠ざけるために、いっしょに乗っている人の動きが見えるように、開閉（かいへい）ボタンや非常ボタンをすぐにおせる操作パネルの前に内側を向いて立とう！
乗る前に乗る前には、周りをチェックして、知らない大人の人（特に男性）とふたりきりにならないように注意しよう。

『ドアがしまる直前に乗ってきた』『ぼうしを深くかぶって顔が見えにくい』など、少しでもこわいなと思ったら、近くの階でおりてね。わすれ物をしたフリなどをすると自然に見えるかも。
自分が住んでいるマンションのエレベーターでも、住人以外が乗る可能性もあるから、注意してね。

『エレベーター内で声をかけられたり』『からだをさわられたりした』ときはおうちの人か警察（けいさつ）に相談しよう。
おうちの人に言いにくかったり、警察に行きづらかったりした時は、「#8103（ハートさん）」に電話してみよう。
相談窓口（まどぐち）に直接つながるよ。

A2:①座っている人がいる座席シートの近く

電車やバスなどで、女の子のからだをさわる「痴漢（ちかん）」という犯罪があるよ。
胸やおしりをさわられることが多いので、座席シートの近くなら座っている人の目線がからだの高さにあるので、ねらわれにくく、ひかく的安全。

満員電車だけでなく人の少ない電車やバスでも痴漢はあるから、『すいているのにきょりが近い』『からだにふれてくる』などおかしいなと思ったらがまんせず、「周りに助けを求める」「防犯ブザーをならす」「席や車両を移動する」「バッグなどの持ち物でカラダを守る」ようにしましょう。

2人がけのシートに座る時は、まど側ではなく通路側に座ると、すぐにその場からはなれることができるよ。イヤなことがあった時は駅員・警察に知らせてね。

A3:あぶないことは...
②コンビニに寄ってから帰る /
③スマホを見ながら帰る

家まであともう少し、そんな時も防犯を意識して。

犯罪者の中には、コンビニなどで立ち読みをしながら外を観察し、女の子をさがしている人がいます。
用事があってコンビニに寄ったとしても店から出る時や、前を通る時は、後ろをついてくる人がいないか周りを確認しましょう。

スマホをさわりながら・音楽をききながらの『ながら歩き』は危険がいっぱい。
『電柱などにぶつかる』『転ぶ』などのケガの他にも、『集中していて後ろから近づく人に気づかず、おそわれる』場合も。

歩いている人だけではなく、自転車に乗っている人にも要注意。横を通り過ぎる時にスピードを落とし、『女の子の胸などからだをさわり』、そのまま自転車ですぐににげる痴漢もあるよ。
どんな人だったかわからなくても、被害（ひがい）にあった時は交番や警察に行きましょう。

A4:①周りをチェックしてからドアのかぎをあける

近くに不審者（ふしんしゃ）がいないか、周りを確認してからドアを開けましょう。
不審者が後ろにいたら、すばやくかぎを開けたとしても、ドアがしまりきる前にこじあけられてしまうかも。

家の中に入っても安心せず、戸じまりをしっかりしましょう。

もし、『まどの外から家をのぞいている人がいる』『ドアの前にずっと立っている人がいる』など、気になることがあったときは、おうちの人か警察に電話して相談しましょう。

A5:②家族や親せきに電話で確認する /
④交番や警察に行き相談する

知らない人に声をかけられた時は、自分だけで判断せず、スマホを持っている子は電話で、持っていない子は交番や警察、近くであれば学校に行き、大人に相談してみよう。

名前をよばれると知り合いかなと考えるかもしれないけれど、その人が、持ち物についている名前を見たり、道路で友だちとの会話を聞いていた可能性があるよ。

もし車に乗っているお兄さんと会話が続いても車に近づかないで。『引っ張られて無理やり乗せられる』と危ないよ。

車の中からよびかけられた時は、すぐ近くの建物（小学校や自宅、お店など）に逃げよう。
逃げられる場所がない場合は、車の走る方向と逆向きに進んでみよう。
車は一方通行だから追いつくまで時間がかかり、その間ににげることができるよ！

A6:③通りかかった周りの人に
声をかける /
④交番・警察に電話して確認する

1人で対応せず、周りの人に声をかけるか交番・警察の人にお願いしましょう。
周囲にだれもいない場合は、「交番・警察にきいてください」と伝えましょう。

無理をせず「あぶなそう...こわいな...」と感じた場合は、知っている場所でも「わかりません」と伝えてなるべく早くその場から立ち去りましょう。

A7:③おうちの人に相談する

SNS・ネット上は危険がいっぱい。
アイコンの画像や年れいは、うそをついている可能性もあるからすぐに信じないように注意して、仲良くなっても会うのはやめよう！

どうしても会いたくなった時は、おうちの人に相談してついてきてもらうといいかも。
ライブに必要な情報として個人情報を聞かれても教えてはダメ。
名前や住所、写真などを送ると、その後、インターネット上に流されてしまう可能性があります。流出してしまった情報は、完全にさくじょすることがむずかしいです。

情報を送ってしまった場合は、すぐに警察に相談しましょう。

A7:②「後で連絡する」と伝える

他の人に言ってはダメと言われても、自分だけで判断せず、おうちの人に相談しましょう。
おうちの人に確認するまでは、自分の連絡先・名前などの個人情報は教えないことが大事です。
名刺（めいし）をもらい、おうちの人から連絡をとってもらうといいよ。

モデルと言っても、みんなが思っているようなファッション雑誌などのモデルだけではなく、はだかや下着姿（すがた）のモデルの場合があります。
途中（とちゅう）で気がついても、数名の大人に囲まれて写真をとられてしまい、それを『ネットに流すなどと、おどされる』ことも...！
ネットに流れると完全にさくじょすることがむずかしくなります。

つき合っている人・SNSで仲のいい友だちにも、はだかや下着姿の写真をとらせたり、送ったりしないようにしましょう。写真が他の人に見られてしまうかもしれないよ。

「プライベートゾーン（下着でかくれる部分）」は、だれにも見せてはいけません。
『スカウトされたけど、あやしかったな』『写真を送ってしまった』など不安になったときは、すぐに警察に相談しましょう。

A9:②③④が正解！

危険な目にあったのは自分のせいだと考えてしまう人もいますが、悪いのは犯人。
危険な目にあった人が悪いのではありません！もし友だちが自分をせめていたり、しかられるのをこわがっていたら、「犯人が悪いんだよ」と教えてあげてね。

自分たちだけで解決しようとして、さらに悪いようにすすむこともあるので、なるべく早く身近な大人や警察に相談して解決しましょう。