タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
1月は冬の最後であり、からだをしっかりとあたため、春に備える時期です。
もともとからだの状態と活動量がアンバランスなWaterタイプさんはエネルギー不足を補うケアが必要です。おすすめは毎日の肩回し。
足を肩幅に開き、からだを前に倒し、90度に曲げた肘を肩の上から前にグルグル10回程回します。その後、両肘を左右に開いて胸筋をひろげ、左右の肩甲骨の間を狭くします。
仕事前や運動前などに行ってみましょう。
1月は冬の終盤。1年でもっとも寒い時期です。寒いと、からだを動かすことが億劫になりますよね。
冬は、体温を維持するために筋肉が硬くなってしまいます。寒いときは運動することが億劫になりますが、運動を怠っているとからだの中心をなす骨はもろくなりやすくなることも。春からの活動のためにも冬はふんばりどき。骨を鍛えるには、適度な衝撃が必要です。おすすめは足を揃え、つま先立ちになり、5秒維持したら一気に力を抜き、踵を地面に下ろします。この爪先立ち運動を1日10回行い、足の骨に負荷を与えながらふくらはぎの筋肉も鍛えてくださいね。
‟「寒いし動きたくない…」そんな日は、その場でできるエクササイズを。”
1月のおすすめ食材は、豚肉です。
豚肉は牛肉や鶏肉に比べてビタミンB1が多く、疲労回復の効果が高いといわれています。
また、からだに潤いを与える働きがあるので、寒い時期の悩みでもあるお肌の乾燥にもうれしい食材。さっと茹でたほうれん草としゃぶしゃぶにしてポン酢でいただくのもおすすめです。
また、この時期は身が肥えた牡蠣もおすすめ。「海のミルク」とも呼ばれ、鉄や亜鉛、マグネシウムなど現代人に不足しがちな栄養素をたっぷりと含んでいます。
この時期の牡蠣は、週に1度は食べてほしいくらいの最強食材です。
‟からだに潤いを与える作用のある豚肉がおすすめ。
お肌の乾燥にも効果的。”
冬は今まで続けてきたことを、コツコツと繰り返していく時期です。
冬の間は、寒さによって動くことが少なくなり、筋肉が固くなったり、筋肉量が落ちてしまいがち。
それによって代謝が下がり、効率よくからだの熱をつくることができなくなってしまいます。
からだを柔らかくしつつ、筋力も増えるようなトレーニングをしましょう。
その際に全身の筋肉を大きく動かすことで、からだのすべての筋肉代謝を上げるイメージで運動を行い、からだをあたためることが大切です。
また、運動中はおなかを凹ますようなイメージで下腹部に力を入れながら運動を行うと、さらに代謝が高まります。
‟下腹部に力を入れてトレーニングすることで代謝アップ。
寒い冬こそ、筋肉量を増やす。”