まずは、ワコールの歴史から ワコールのはじまりはブラジャーのはじまり?

ワコールでは、1つの商品をつくるのにいろんな工程があるよ。
ブラジャーができるまでに、
「どれくらいの時間」がかかって、「どれくらいの人」が働いているか知ってる?
つくる流れの中には、ここちよく長くつかってもらうための工夫がいっぱい!
ブラジャーがどのようにつくられているかチェックしてみよう!

それぞれの工程で働く人に、仕事内容を聞いてみたよ!

みんなが欲しいもtのを調査・知る

新商品の開発のために、ワコールの商品を使ってくれた人の
声や意見を集めて、かくにんしています。
「こういう商品がほしい」「こんななやみがある」という声
を参考にして、どういう商品が求められているか考えます。
商品を買っていただいたお客さまに喜んでもらうための
とても大切な準備です。

研究・開発・測る

女性のからだを計測し、研究しています。
ワコールでは、4さいから69さいまでの女性のからだを計測し、これまで4万5千人以上のデータを集めてきました。
また、同じ女性のからだの変化を30年以上にわたって記録し続けている、世界でもめずらしいデータをもっています。 わたしたちは、これらのデータをつかって、
あらゆる年代や、ことなるバストサイズの女性が、
美しく、快適で、健康に過ごしていただける商品が
どのようなものか、研究開発を行っています。

商品企画・デザイン

調査・研究の結果をもとにして、まだ世に出ていないものをわたしたちがカタチにしていきます。
機能やデザインを考え、パターン=試作品づくりをおこない、ミリ単位で調整します。1つの商品をつくるために試作品を何枚もつくります。
例えば、アップリケの付ける位置も細かく指示します。
デザインだけでなく"つけごこち"のよさも確認しながら、
身につける人のからだやこころにぴったり合うように細かい工夫をしています。

商品企画・デザイン

見た目がいい商品ができても、さらにチェックが必要です。
はだに直接ふれる下着だから、「安全」「じょうぶ」
「つけごこちが良い」、この3つが大切です。
わたしたちは高い品質を保つため、商品になる前の材料を
いろんな方法で検査しています。
機械で生地引っ張ってもやぶれないか、
こすっても色移りしないか、せんたく機を使ってあらったあと、ほしてちぢんだりしないか、など
きびしくチェックします。
ブラジャー1まいの場合、全部で150個以上のテストに合格しないといけません。
実際に、商品をみんなが使っている時のことを考えてテストし、長くつかってもらうための耐久性があると証明されないと、商品として認められません。

工場・生地をぬう

機械で自動的にできあがるのではなく、実はほとんどが手作業
なんです。
下着づくりに必要な生地の裁断(さいだん)から
縫製、包装(ほうそう)、検品までのほとんどを手仕事で
行っていて、仕上がりに差がでないようていねいに
作業を行っています。
「正確さ」と「せん細さ」と「速さ」が求められる仕事です。

これらのじゅく練した生産技術やノウハウで、
「世界中のどこでも同じものづくり」を目指し、
日本だけではなく海外の縫製工場も同じように統一された
きびしい品質基準のもとで製品がつくられています。

工場・生地をぬう

ブラジャーのデザインによって
ちがいますが、
ブラジャー1つにつき、
約40パーツを組み合わせて
つくっているよ!
6人~20人が分担して作業していて、
工場には
たくさんのミシンがならんでいるよ!

物流・運ぶ

工場で作られた後、きびしい検査に合格した商品は、ダンボールにつめられて、
物流センターに集められます。

サイズや色など、数多くの種類があるので、
それぞれ必要な数に分け、梱包(こんぽう)をして、
全国のお店へと運びます。

お店

お店やウェブストアでは、
いつでもどこでもお客さまにぴったり合った商品を
選んでもらえるように、見やすく、探しやすい工夫をしています。

新しい商品が発売されたら、ポスターを出したり、
広告やSNSでお知らせしています。

お店

お店でビューティアドバイザーとして、
お客さまの要望やなやみにこたえ、より美しくなるためのお手伝いをしています。
わたしたちはからだのプロフェッショナルとして、
商品を身につける人のからだとこころ、両方に満足してもらえるような1まいをお客さまといっしょに見つけるパートナーでありたいと思っています。

まとめ

  • 商品ができあがるまで、いろんな工程があって、たくさんの人がかかわっているね!
  • かわいいブラジャーをつくるだけでなく、きごこちの良さや長く着てもらうための
    工夫などを考えて、それぞれの工程でていねいに仕事しているよ。
  • みんなは、ブラジャーが手作業で作られていること知っていたかな?
    お店で同じようにならんでいる商品もほとんど手作業ってびっくりだね!