胸も心も上がるリュクスボーテ
百貨店と一部の専門店でデビューした『LUXE BEAUTE (リュクスボーテ)』、もうご存じですか。「ワコール史上最高メイクの補整ランジェリー」というインパクトのあるキャッチが気になっている方も多いのでは? かくいう私もその一人。高い補整機能のあるランジェリーということで、文字通り贅沢な美しさ(=リュクスボーテ)が期待できそうですが、実際につけてみるとクオリティは想像以上。デザインやカラー展開の異なる3タイプのブラに、それぞれ明確な機能が盛り込まれています。
さっそく、なりたいバストシルエットに合わせて選べる3つのラインアップをご紹介しましょう。美しいリバーレースとスタイリッシュなデザインが融合した「着やせシルエット」、幾何学柄のレースと深いVラインが印象的な「谷間メイク」、そして、クラシカルなコルセット風デザインの「デコルテアップ」。どのブラも脇が高めにつくられているため、バストのおさまりがよく、かなりしっかりとしたつけごごち。高い位置でメイクされたバストをしっかりキープする機能も、すべてのブラに共通しています。
「着やせシルエット」は、幅広バックで背中の段差をおさえ、カップ脇シートで脇肉をカバーしてくれるため、背中から脇までを瞬時にすっきりシャープに整えてくれます。また「谷間メイク」は、二股ストラップで脇からバストをググッと中央に寄せ、サイドを支えながら深い谷間をつくるので、ドレスアップのときに欲しい一品。「デコルテアップ」は、リフティングシートでバストを下から持ち上げてデコルテをふっくらメイクし、サイドからもバストをしっかり支えてくれる頼もしいブラでした。
つけてみて特別だなと感じたのは、随所にハリのあるかための素材が使われていること。見た目はソフトですが、かっちりとしたクラシカルな下着をつけるときの高揚感と安定感があり、快適につけられるコルセットといってもいいかもしれません。私は最も気持ちが盛り上がった「デコルテアップ」を購入することに。いざというときにと思っていたものの、1日中つけていても疲れないため、頻繁につけています。ショーツをコーディネイトできるのも嬉しいですね。
今いちばんほしい立体的なおしりへ近づく
さて、バストメイクもしたいけれど、おしりやおなかも補整したいという方におすすめなのが、SUHADAの『肌リフト』。今どきの「リフトアップしたおしり」を手に入れるには、欠かせないアイテムです。目下のラインアップは、ムレにくく快適なエアスルー機能をプラスした「肌リフト」、独自のクロス構造によりエクササイズ歩行への変化が期待できる「肌リフトSTEP」、おなかとふとももの引き上げ力をよりアップした「肌リフトプラス」の3タイプ。肌と一体化し、とてもラクなはきごごちです。 ラクなのに、なぜ効果があるのでしょう。その秘密は、ウエスト部分の内側にあるソフトな肌ざわりのNANOテープ。肌に吸いつくように密着するため、ふとももからおしり、おなかのたるみに沿わせて引き上げるようにしてはくことで、理想的なシルエットがメイクできるのです。「ガードルをはくのは大変だし、つらい」というイメージを持っている方は、ぜひ一度お試しを。エレガントな柄のものも多く、美しいシルエットをおしゃれに長時間キープすることができますよ。
一私たちの体型は、少しずつ変化していきますが、変化するのは私たちのカラダだけではありません。ファッションの流行とともに、肩パッドの有無、ウエストマークの有無、ベルトの位置と太さ、スカートやパンツの形や長さなどが変わり、流行のひな形というべきフォルムが変化していく。そんなファッションのサイクルに思いをはせると、バストメイクやヒップメイクを適切に行うことは、もはや悩みの解消などではなく、ポジティブな毎日のおしゃれの一環であることに気づきます。 ワコールの下着メーカーとしての原点は、1949年に創業者、塚本幸一氏が出会った「ブラパット」でした。バストの形を演出するこの商品は大成功し、引き続き仕入れたコルセットも飛ぶように売れたことから、洋装下着の需要の拡大を確信し、自社製のブラジャーの開発に着手したといいます。和装を前提とした戦前のブラジャーは、バストのふくらみを押さえるものが主流でしたから、バストのシルエットを美しく見せるブラの登場は、どれほどの喜びで迎えられたことでしょう。それから半世紀以上がたった今、下着の劇的な進化とともに生きることのできる幸せを、改めて噛みしめたいと思います。
LUXE BEAUTE(リュクスボーテ)
https://www.wacoal.jp/luxebeaute/
SUHADA(スハダ)肌リフト
https://www.wacoal.jp/suhada/hadalift/