魅惑のランジェリーエッセイ 上流下着のつどい Upper Inner Salon|ワコール

25 Apr, 2011

らくらくメリハリボディ!

セレブの下着はどうなっているの?

SPANX
SPANX

 大震災で被害を受けた日本に、ハリウッドセレブたちが多くのメッセージを寄せています。たとえばリンジー・ローハン。弱冠24歳にしてスキャンダルが絶えない彼女が、震災当日、ツイッターで180万人以上のフォロワーに向け、日本の惨状を伝えるTVの写真とともにこうつぶやきました。"My mommy just woke my sister and i up to this! god bless those that are in fear." (ママに起こされて妹と私はこれを見たの!恐怖の渦中にある人々に神のご加護を。) 彼女はその後、被災者支援のチャリティに協力しているそう。
 セレブのファッションや生き方のスタイルは、私たちの憧れでもあります。ゆたかなバストにきゅっと上がったヒップ。バッシングされても逃げ隠れせず、はっきりと意見を表明するパワフルな存在感。レッドカーペットでの華やかなドレス姿を見るたびに、何度でも再生するあのポジティブな強さはどこから来るのだろう、と感嘆せずにはいられません。

 その答えのひとつが、米国のボディシェイプウェアのトップブランド「SPANX(スパンクス)」だった、というのが今回のお話です。私もいくつかのアイテムを体験し「彼女たちはこれをつけていたんだ」と深く納得。後ろめたさなんて微塵も感じられない、陽性のハリウッド式メリハリボディの秘密がわかったような気がしました。
 SPANXは、多くのセレブがメディアを通じて着用を公言したり、ドレスの下をパパラッチにスクープされたことから話題に。愛用者として名前があがっているのは、リンジー・ローハンのほかビヨンセ、ニコール・キッドマン、ジェシカ・アルバ、マイリー・サイラス、エヴァ・ロンゴリア、ブルック・ シールズ、オプラ・ウィンフリーなど。そんなSPANXがこのたび日本上陸、ワコールが国内における輸入販売契約を締結したのです。

今日のドレスをあきらめないために。

 SPANXの創業者は、コピー機のセールスウーマンだったある日、白っぽいパンツとオープントゥの靴に合わせる下着が見つからず、パンストの足の部分を切り取りガードルのような形で着用。このとき「下着のラインが出ずに、細く見える商品があれば絶対に売れる」と確信したといいます。その後研究を重ねた結果、今や全米のキャリアウーマンに支持されるブランドに成長。女性ならではの実感から生まれた商品なのですね。
 実際につけてみると、ガードルはソフトな着心地なのにお腹や太ももをかなりしっかり押さえてくれるし、ブラはぴったりフィットしながら背中に段差が出ない優れもの。ハーフスリップはお腹を平らにし、パンツに慣れて寸胴になったウエストに、スカートが映えるくびれをつくってくれます。

 写真でご紹介した以外にも、ボディスーツ、レギンス、キャミ、タンクトップ、ロングTなどがあり、必要なシェイブ箇所とパワーが選べるラインナップは頼もしい限り。商品のパッケージやタグに描かれたポップなイラストも、セレブたちのメッセージのように、私たちを前向きに励ましてくれる明るさと強さに満ちています。
 スタイルがよくなってからドレスを着ようなんて思ったら、いつになるかわかりません。臨機応変に体型を修正しつつ、無理めのドレスにもチャレンジしてしまえばいい。そのほうがダイエットの目標も見えやすいのではないでしょうか。ガードルのパッケージには "Now...you've got the power!"(今あなたはパワーを得た!)と書かれていました。

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