日本の要望から生まれた、うれしいキャミソール

プライベートな邸宅のような空間で、ゆったりとくつろぎながらランジェリーを選べるショップといえば、GINZA SIX 4階のワコールメゾン。3月末に訪れたとき、イベントスペースで出迎えてくれたのは、135年以上の歴史と品質の高さを誇るスイスで創業されたブランド、HANRO(ハンロ)のキャミソールたちでした。購入したアイテムに好みの色や書体で名前やメッセージを刺繍してもらえるイベントもおこなわれており、特別な空気が流れていました。

そんな空間を引き立てていたのが、アートディレクターの吉田ユニさんが手掛けた日本オリジナルのブランドビジュアル。「コットンシームレスカップ付きインナー」の新登場を機に公開された作品で、内側(=インナー)のおしゃれやリラックスをイメージしているそう。「世界中に愛されているHANROならではの魅力をシンプルに贅沢に表現しました」と吉田さんはコメントしており、上質なものを身につけたときの気分が、肌感覚として伝わってくるようです。

「コットンシームレス」は、シルケット加工をほどこした光沢感のあるコットン100%の素材を使用した商品グループ。中でも人気なのが、サイドや裾部分に縫い目がなく、やさしい肌あたりのキャミソールです。ここちよいフィット感、エレガントなサテンストラップ、美しいVネックラインなども特長で、1985年の発売以来、世界中で愛されています。2022年春夏より、これにパッドをつけた「カップ付きインナー」が新たに加わり、世界50か国で同時発売されたのです。
商品開発のきっかけは、日本からの強い要望でした。ラクな着ごこちと華奢な見た目はそのままに、バストトップを隠せるノンワイヤーのキャミソールが誕生したというわけですね。二重になったバスト部分の内側は、幅広のアンダーバストバンドで仕上げられ、パッドは取り外し可能。胸もとに自然にフィットするので、夏場は1枚で着られそうです。定番の3色に加え、シーズンカラー3色も続々登場しており、セレクトには悩みそうですが!
シンプルな喜びで、肌をみたす贅沢

ワコールメゾンには、HANROのラウンジウェアやナイトウェア、メンズアイテムのコーナーもあり、友だちやパートナーと一緒に行きたくなります。8つの空間に分かれているため居心地がよく、広々としたドレッシングルームやカフェのようなラウンジは、リゾートホテルのよう。ワクワクしながら好きなものと心ゆくまで向き合えるので、銀座に行くときはぜひ立ち寄ってみてください(ワコールメゾン公式サイトからカウンセリングの予約もできます)。

今シーズンのHANROは、フード付きの半袖トップスや裾をしぼった七分丈パンツ、タンクトップとロングパンツのセットアップなどがおすすめ。カジュアルなスタイルにも、きちんとしたスタイルにも自在にコーディネイトでき、仕事、スポーツ、くつろぎタイムなど、さまざまなシーンを上品に格上げしてくれます。きれいめでリラックス感のある今どきのファッションを楽しめ、長く愛用できるクオリティの高さもうれしいですね。

1884年、スイスで創業したHANROは、創業時から変わらない誠実なものづくりで人々の信頼を得てきました。セレブリティに愛されている理由は、高品質で主張しすぎないデザインにもあるのでしょう。メンズとレディースのアイテムは、雰囲気を合わせやすいカラー展開。ペアルックのようなわかりやすいお揃いではなく、さりげない統一感で「リンクコーデ」や「シミラールック」を楽しめるのもステキです。

さて、これからの季節、あなたが旅に連れていきたいのはどんな服ですか。HANROには、その答えがあると思います。肌が深呼吸するような新鮮な気分が味わえる一方で、どこか懐かしくほっとするような感触。そんな存在がそばにいてくれたら、どこへ行っても心強いのでは?HANRO公式サイトには、ブランドストーリーやムービー、ショップリストやウェブストアへのリンクも。待ちに待ったGW、母の日や父の日、そして夏休み。輝く季節に向けて、どんなプランを立てましょうか。
HANRO(ハンロ)
※現在の本社所在国はオーストリア
https://www.wacoal.jp/import/hanro/
WACOAL MAISON(ワコールメゾン)
https://www.wacoal.jp/maison/
■HANRO(ハンロ)期間限定ポップアップショップを開催
伊勢丹 新宿店
本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
※開催期間:2022年4月27日(水)~5月3日(火)
https://www.wacoal.jp/shops/detail.html?sid=A02428