強い心を育む非認知能力とは?”自分の人生を自分で切り開いていく子どもの育て方

お子さんの声、きちんと聞けていますか?

家事や仕事でゆっくりした時間がなかなかとれない…お子さんも学校や習い事で忙しく、一緒にいる時間が年々減っているお家も多いかもしれません。

「楽しそうに過ごしているから大丈夫」でも、大人が気づかないうちに、子どもにも急に悩み事が出来ることがあります。そんな時に、ちゃんと相談される親でいたいですよね。

成長期の女の子の悩み事。たとえば…からだの成長のこと。
ガールズばでなびには「生理がきたけどどうすればいい?」「ブラを買って欲しいけど、お母さんに言えない…」という悩みが届いています。からだの成長に関する知識のない子どもにとっては急な出来事。誰に相談したらいいのかわからず、とまどっている子がいます。

勉強のことや友人のことも、何か相談したい時には、ちゃんと相談できる環境や信頼関係。それは常日頃から作っておくことが大切です。
では、お子さんがいざという時にも安心して相談できる相手・親でいるためにはどうしたらいいのでしょうか?

今回、ボーク重子さんにご協力頂き、親子で取り組める、

今回、ボーク重子さんにご協力頂き、親子で取り組める、"ガールズ親なびbyワコール"オリジナルの
今日からできる!親子の信頼関係が深まる
「親子コミュニケーションワークシート」
』を
作成しました。

実際に3組の親子が実践!

  •  9歳の女の子がいるご家庭は、もともと、会話が多く、今回は「毎日続ける」ということに重きを置いて挑戦。
    子どもが自分で決めて実践していて、成長が見れてよかった。今よりもさらに会話が増えた」との感想。
  •  13歳の女の子がいるご家庭は、思春期&学校生活が忙しく会話が減少…
    もっと会話を楽しみたいというお母さんの想いから挑戦。
  •  12歳の男の子がいるご家庭は、反抗期の息子さんで喧嘩が増えた…
    何かあった時に相談してくれる親子になりたいとお母さんからワークシートを提案。
    最初は非協力的だったお子さんと、どのようにワークシートを継続できたのか!?

会話量が減少しつつあった2組の親子の挑戦を、ワークシートの説明と共にご紹介します!

ワークシート実践中の親子をご紹介!

母親だけでなく、父親、祖父母などご家族で実践してみてください!
お子さんは何歳からでも!早いうちから始めるとより早く習慣化できるかもしれません。

弟の面倒見もよくて、友だちも多く社交的な娘。ただ思春期突入で、家での会話が減少。今まで見たことないイライラしている姿に、びっくりでどう接したらいいのかわからず…娘が小学校低学年の頃のように、他愛もない会話を楽しみたい!
ワークシートは、今後必要になる「非認知能力」について話し、「ちょっと私につきあってくれない?」とお願いして始めました。

反抗期で、1日10分あるかないかの会話も喧嘩に…正直、一緒に何かをすることができるのか不安な状態。でも、何か困ったときに相談できる関係になりたいと、「言い争いせず、楽しく会話できるようになりたいんだけど、どう思う?」と声をかけて、ワークシートについて説明しました。
やっぱり、息子には「面倒くさい」と嫌がられましたが、まずは私だけで挑戦してみました!

[POINT] 「話したくなる親」になる!

良好な親子コミュニケーションをとるために、「子どもが親に聞いてほしい!話したい!」と思える環境を
作ることが大切です。子どもが安心して話しかけることができるように、親が聴く力と話す力を身につけて
「話したくなる親」になりましょう。

ワークシート実践中の親に聞いた! Q.接し方で気をつけたことは?

思い返してみると、「ながら」会話していたなと気づきました。きちんと娘の話を聞くことに意識したら、自然と私からの声かけの種類も増えたように思います。

在宅ワークや仕事中に話しかけてきても、手をとめて話を聞くようにしました。自分が言われてイヤな言い方はしないように、気をつけていました。感情的になってしまった時は、反省する点もありましたが…

[POINT] すでにある「親子時間」を探して活用しましょう!

短くても毎日コミュニケーションをとることが大切です。親子時間は環境作りから。
さぁ、その時間は日常のどこにあるでしょうか?
親子で一緒にコミュニケーションを取る時間を探してみましょう。

たとえば…

  • 車や電車の移動時間
  • 家事を親子で一緒にして親子時間にする
  • レストランで注文してから出てくるまでの時間
  • 朝・昼・夕の食事時間
  • お風呂上がり
  • などなど…

ワークシート実践中の親に聞いた! Q. どの時間を活用した?

平日は、娘が部活や塾で帰宅が夜遅くなり、時間を取るのが難しいので、15分早く起き朝食の時に、
週末は一緒に夕食を食べることができるので、
夕食の時に時間をとりました。

食事のタイミングや休みの日の中から場所と時間の候補をいくつかあげ、その中から息子に選んでもらい、塾の送迎で週2日30分ずつと毎日朝食の時間15分に決めました。

[STEP2] 親子共通の趣味・興味を探そう!

親子時間を過ごすために、親子の「やりたい・できそう」を基本に、両方を満たす行動を探してみましょう。
例えば、カテゴリーの例は下記の3つ。親子で楽しく過ごせそうなものを探してください。

思いや考えを共有する
今日あったことや、夢、趣味について
話す。最近のニュースについて考えを
話し合ったりもOK!

やりたい! できそう!

思いや考えを共有する
今日あったことや、夢、趣味について
話す。最近のニュースについて考えを
話し合ったりもOK!

やりたい! できそう!

思いや考えを共有する
今日あったことや、夢、趣味について
話す。最近のニュースについて考えを
話し合ったりもOK!

やりたい! できそう!

ワークシート実践中の親に聞いた! Q. どの時間を活用した?

ゆっくり時間をとることが難しかったので、「思いや考えを共有する」ことから始めました。学校の過ごし方や、最近の友人関係も知れてよかった。私は自分の仕事について話しました。

塾の送迎で、宿題の問題を息子に出してもらい、私が答える。息子に教えてもらったりもしました。反対に私が問題を出すこともあり、クイズ形式にすることで結構盛り上がり、楽しかったです!

「短く・濃く・継続」が鍵、1日一回15分できたら大成功!親子で一週間の15分スケジュールを作ろう!

ワークシートを印刷後、
STEP1・2で決めたことをスケジュールに記入しましょう!
※印刷しない場合は、カレンダーやノートに記入してください。

  • 1日15分の親子時間、 いつ作るのか月曜日~金曜日まで記入しましょう。 毎日同じ時間にすることで、習慣になり 自然と実践できるようになるのでおすすめ!
  • 何をするか決めましょう。 することは毎日違っても大丈夫! 親子で楽しく時間を過ごすことが大切です。
  • 1日15分の親子時間、 いつ作るのか月曜日~金曜日まで記入しましょう。 毎日同じ時間にすることで、習慣になり 自然と実践できるようになるのでおすすめ!
  • 何をするか決めましょう。 することは毎日違っても大丈夫! 親子で楽しく時間を過ごすことが大切です。
終わったら・・・
お子さんと一緒に感想を共有し、振り返り欄に書きましょう!
できなかった日は「なぜできなかったのか」「次回どうすればできるのかの対応策」を書き、毎日できる習慣を身につけましょう!

Q.ワークシートを一週間実施して変化はありましたか?

時間があわなくて、難しいな…と思っていたけど、娘もきちんと目を見て会話をしてくれるようになって、正しく実践できていたのかなとやる気がでました。ワークシートを始めて5日後に、娘から「一緒にスーパーに買い物に行きたい!」と言われた時は驚きましたが、声をかけてくれたのが嬉しかったです。娘より2歳下の息子がとてもうらやましそうに見てたので、息子とも始めようと思います ちょっとめんどくさいなって思う時もあったけど…
普段から意識しないと、あまりママと会話してないんだなって気付いた。

話が盛り上がった時に、笑顔で大きな声で話しかけてくれるようになったのは嬉しい変化。塾の送迎の時に、商業施設に寄り道して帰ったり、一緒に楽しく過ごせる時間も増えました。
以前より頻度は減りましたが、気分のムラによって感情的になってしまうと、喧嘩っぽくなってしまう時も…そういう時は主人にも協力してもらい、委ねることにしました!一緒に男同士でお風呂に入って、息子の話を聞きつつアドバイスをしていたようです。私にもアドバイスをくれました。
「何で?どうして?」としつこく質問されるとイヤだなと思うこともあるし、一緒にワークシートを書くっていうのは少し面倒かな…。
でも、お母さんが前より怒らなくなったから、よかった。怒らずに話しかけてくれたら、僕もちゃんと話せるし、楽しかった。

いかがでしたか?
この記事を読んだ「今」がはじめ時です。

早い時期から始めることで、子どもが
すっと受け入れ、習慣化しやすいので
「よく子どもの方から話しかけてくるご家庭」でも、
ぜひワークシートを活用して、
習慣化してみてください。
そしてお子さんが成長しても
「話をしたくなる親」をめざしましょう!

今日からできる!親子の信頼関係が深まる「親子コミュニケーションワークシート」ダウンロ―ドはこちら

MENU